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新年度に読みたい!予想外のWISC検査の結果と転籍問題、早期療育、国語が苦手…合理的配慮は?卒業・入学まとめなど【25年3月読者体験談特集】

LITALICO発達ナビ

転籍問題、早期療育、勉強のつまずき、卒業式・入学式など……3月に公開したさまざまなエピソードを紹介!


転籍問題、早期療育、勉強のつまずき、卒業式・入学式など……発達障害のあるお子さんを育てる保護者の方にとって気になる問題を読者体験談コラムでチェック!
今月の体験談は4つ!知的障害特別支援学級の通うお子さんがWISCを受けて「IQは平均値」の結果に……転籍を迫られ悩むエピソードや、乳幼児期の発達の遅れの不安、早期療育を経て支えられた児童発達支援についてのコラム、文章読解が苦手なASD(自閉スペクトラム症)のお子さんの対応や合理的配慮、卒業・入学の乗り切るコツが満載のまとめコラムなど、さまざまなエピソードをコミックエッセイ仕立てで紹介しています。

知的障害特別支援学級に在籍している苗さんの息子さん。しかし、放課後等デイサービスでWISCを受けた結果、IQは平均値の範囲内との結果が。「知的障害(知的発達症)がないということは転籍しなければならないの?」と悩む苗さん。それには「勉強」と「人間関係」が悩みの種で……。転籍に悩んでいる方のリアルな体験談です。

「発達が遅れているのでは?」なかなか一人で歩くことができず、言葉もでなかったゆきこさんの息子さん。不安を感じていた中で迎えた1歳半健診で「専門の先生に診てもらってください」と指摘を受けました。
小児神経科を受診すると、言葉の遅れがあるため、月1回の言語聴覚療法(ST)をすすめられ……。

読めるけれど書けない漢字。問いから外れた答えを書く文章読解。ASD(自閉スペクトラム症)のなのさんの息子さんは国語に困難さがありました。たくさん練習しても翌日には全部忘れてしまい、「思い出そうとしてもはっきり思い出せない!書けない!」と大泣きしたことも……。学校での学び方、合理的配慮を模索した結果は……?

発達障害のあるお子さんにとって卒園、卒業式や入園、入学式などの行事は春の試練!?新しい環境への不安や刺激の多さから、さまざまな困りがおこることが多いこの季節。保護者の皆さんも、どのような準備をすればいいか心配しているのではないでしょうか。そんな悩みを持つ保護者の方に向けて、卒業式・入学式を迎えるヒントとなる体験談やアンケートに寄せられたコメントをお届けします。


ご自身のエピソードを投稿してみませんか?


『発達ナビ 読者体験談』は皆さんのご経験を基に制作されています。ご投稿いただいたエピソードは、連載ライターさんのイラスト、専門家の先生からのコメントをつけた上で掲載させていただきます。

「あの時は悩んでいたけれど、今はこうなった……」など、発達障害のあるお子さんを育児している皆さんへ、ご自身の経験をお届けいただけないでしょうか。ご応募は以下の応募フォームから受け付けております。皆さんのご投稿を、お待ちしております。

【現在の募集テーマ】
・障害告知
・パートナー(夫婦) 関係
・両親(義両親)、親族関係
・進学・受験関係
・冠婚葬祭関連
・反抗期、思春期
・自傷
・学習関係
・不登校、行き渋り
・ゲームとの関わり
・不器用さについて
・ママ友や、ほかの保護者の方とのエピソード
・ご近所関係

(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。

知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。
ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。

SLD(限局性学習症)
LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。

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