【友だちづくりがテーマの絵本 7選】新学期に親子で読みたい!
対象年齢:4・5歳くらいから 友だちづくりがテーマの絵本 #04そもそも友だちになるってどんな気持ち?
『ともだちになろう』
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「友だちになるって、いったいどういう気持ち? それは、一緒に笑ったり泣いたり。ときには怒らせたり、恥ずかしがったり、気にかけたりといろいろです。自然と生まれるさまざまな感情を、黒バックに描かれたカラフルな怪獣たちが、ダイナミックに表現してくれるので分かりやすいです。友だちづくりは戸惑うこともたくさんあるけれども、難しく考えることもないんだよ、ありのままでいいんだよ。そんなふうに子どもたちをサポートしてくれる、元気のいい作品です」『ともだちになろう』
文:ミース・ファン・ハウト 絵:ほんま ちひろ (西村書店)
対象年齢:4歳くらいから 友だちづくりがテーマの絵本 #05発達面で凸凹がある子どもを描く
『こんなおともだちってすごいね! ❷ ひらめきで なぞとき! ADHDのイジー』
「初めての小学校。クラスを見渡すと、あれ? なんだかひとりだけ様子が違います。先生の話を聞かずにソワソワ、ぶらんぶらん、ついには机の上に。そんなイジーの頭の中を探るべく、先生は授業を中断し、みんなを誘い出します。ついていってみると……。イジーの行動には、すごい訳があったんです。発達面で凸凹がある子どもたちを描いたシリーズの第2巻。その特徴を肯定的にかつ楽しく描いた作品です。
専門家による解説付き。いろんなクラスメイトと仲良くなるきっかけづくりも手伝ってくれるでしょう」『こんなおともだちってすごいね! ❷ ひらめきで なぞとき! ADHDのイジー』
文:トレーシー・パッキム・アロウェイ 絵:アナ・サンフェリッポ 監修:田中康雄 訳:富原まさ江 (合同出版)
対象年齢:6歳くらいから 友だちづくりがテーマの絵本 #06友だちづくりのお絵描きをしてみたら……
『い~れ~て!』
「誰だって、友だちと遊びたい。一見ひとりでいるのが好きなように見えても、心のうちでは友だちの存在を夢見ています。だったらみんなのほうに駆け寄って、『いーれーて! 』と言うだけ。でもそのひと言を言うのが難しいんですよね。運動が苦手でお絵描きが好きな『ぼく』は、絵に描いた友だちを通じて、実際のクラスのみんなに近づけるのでしょうか。『ぼく』の気持ちの進展を、ゆっくり、じっくり見つめた作品。