子育て情報『子どもの身長を伸ばすために知っておきたい【成長スパート】と【予測身長の計算式】』

2020年7月25日 08:13

子どもの身長を伸ばすために知っておきたい【成長スパート】と【予測身長の計算式】

目次

・9割の母親が「子どもの身長を伸ばしたい」
・“予測身長+4cm”も夢じゃない!?
・成長スパート期に意識すべき3つのポイント
子どもの身長を伸ばすために知っておきたい【成長スパート】と【予測身長の計算式】

多くの親御さんは、子どもの身長を伸ばすために、食事や運動面でサポートしてあげたいと考えているのではないでしょうか。実際に、親御さん自身が身長によってメリット・デメリットを感じることがあったならなおさら、子どもには身長面での苦労をさせたくないと思うはず。

今回は、子どもの身長を伸ばすために知っておきたい「成長スパート」について解説していきます。

9割の母親が「子どもの身長を伸ばしたい」

雪印メグミルク株式会社が、小中学生の子どもをもつ母親500名を対象に実施した「子どもの理想の成長」に関する調査によると、約9割もの母親が「子どもの身長を伸ばしてあげたい」と回答しました。特に男の子に関しては、「父親以上に伸びてほしい」と願う声が85%にものぼり、身長を伸ばすことへの関心の高さがうかがえます。

子どもの身長は、ある程度遺伝によって決まります。そのため、あまり背が高くない親は、「子どもの背が伸びないのは私たち親のせい」と、子どもの成長を諦めがちです。しかし、当然ながら、身長は遺伝だけでは決まりません。


「同じ両親から生まれたのに、兄弟で体格が全然違う」「お姉ちゃんは165cmまで伸びたのに、私は150cmまでしか伸びなかった」など、身近な例はいくつもあるはず。つまり、身長は遺伝の影響を受けながらも、それ以外の要因も大きく関係しているのです。

身長を伸ばすためには、食事・運動・睡眠といった生活習慣が大きく影響することは周知のとおりですが、「子どもの身長がぐんと伸びるタイミング」を把握することで、その効果が何倍にもアップします。

■成長スパートとは
人間の一生のなかで、身長が急激に伸びる時期は2回あります。1回目は赤ちゃんのとき(第一次性徴)で、生後1年で約1.5倍も伸びます。次に大きな伸びを見せるのが、思春期と呼ばれる第二次性徴。男女ともに急激に身長が伸びるこの時期を「成長スパート」と呼びます。

女子は平均11歳で約8cm、男子は13歳で約9cmも伸びる「成長スパート」。
みなさんも、「そういえばこの年頃に、身長がいっきに伸びた気がする」と思い出したのではないでしょうか。一般的には、男女ともに18歳頃には身長の伸びが止まると言われており、多くの人は成長スパートを意識せずに大人になります。しかし、この時期を把握して、身長を伸ばすことを意識して過ごせば、本来伸びる身長の限界を超えることも可能になるのです。

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