遊んでる? 怒ってる? 子どもの唾吐きはどう止めさせる?
元気いっぱいに遊びまわる我が子に対して、嬉しい気持ちを抱くママは多いと思いますが、活発すぎるがゆえに、いたずらしてしまうこともあります。そんなとき、ママが注意をすると、“ペッ”と唾を吐きかける。または、いたずら心で唾を吐く子どももいますが、ママたちはどのように対処しているのでしょうか?
子どもの唾吐きには2パターンありそう
先日、ママ友と話をしていたら、ママ友のお子さんが私に向かって楽しそうに唾を吐いてきたんです。その場でママ友はきつく叱っていましたが、普段から唾吐きをするらしくて困っているのだとか。
そこで、他のママたちがどうしているのか調べてみることに。まずは、どんな事例があるのか探ってみたところ、「遊びでしている唾吐き」と「怒っているときの唾吐き」に大別できそう。
「遊びでしている唾吐き」に関しては、純粋に唾を吐く行為が楽しかったり、周りの大人たちの気をひきたいがためにおこなっている可能性がありそうです。
一方で「怒っているときの唾吐き」は、子どもが自分の怒りの感情をあらわすときに“ペッ”としていることがあるのだとか。
どちらにせよ、子どもの唾吐きで悩んでいるママは、けっこう多そうな印象です。
何度も何度も注意するしかない?
子どもの唾吐きに関して頭を抱えているママたちがとっている対処法は、どれも似たような方法でした。それは、しっかり注意したり、説明したりすること。
“唾を吐く”行為は、「許される行為ではない」と考えるママがほとんどのようで、子どもが唾を吐いてしまったら、その場できつく叱ったり、“なぜ唾を吐いてはいけないのか”を子どもに説明するという声が散見されました。
他にも、「○○(子どもの名前)が唾を吐くと、ママはとても悲しい気持ちになる」と、ママの気持ちを伝えたり、「遊んでほしいときは、唾を吐かずに声をかけてね」、「イヤなことがあったら声に出して伝えようね」など、唾ではなく言葉で気持ちを伝える方法を教える努力をしているママも。
とはいえ、こういったことを一度すれば唾吐きがなくなるわけではないようで、子どもが理解するまで何度も何度も注意を続けたという体験をもとに、アドバイスする先輩ママの姿も見受けられました。
子どもが唾を吐いてしまったら、適当に受け流すことはせず、しっかり子どもと向き合うことが重要なのかもしれません。(文・山手チカコ/考務店)
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