子育て情報『全国優勝監督に聞く!「8人制サッカー」導入による現状と指導の変化』

2021年7月2日 18:00

全国優勝監督に聞く!「8人制サッカー」導入による現状と指導の変化

8人制サッカーが全日本少年サッカー大会(現:全日本U-12サッカー選手権大会)に導入され、今年で10年になる。日々、子どもたちの指導にあたる指導者は、8人制のメリットやジュニアサッカーの変遷について、どのように感じているのだろうか?
全日本少年サッカー大会で優勝経験のある、センアーノ神戸の大木宏之監督に、COACH UNITED ACADEMYユーザーからの質問に答えてもらった。(取材・文:鈴木智之)

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目次

・主導権を握ってサッカーをするチームが増えてきた
・オフ・ザ・ボールの動きの指導について
・サッカーで大切なのは相手を観察すること
・指導者が学びチャレンジし続けることが大事


全国優勝監督に聞く!「8人制サッカー」導入による現状と指導の変化


■主導権を握ってサッカーをするチームが増えてきた

Q:11人制から8人制に移行し、現状をどう見ていますか?

11人制のときは50m×80mの中に22人の選手が入り乱れていて、いま思うとかなりごちゃごちゃしていましたよね。ゴールキーパーがボールを持っても、人がいるところを省いて、ロングキックを蹴るチームがほとんどでした。ディフェンスラインではボールをつなぐリスクを負わず、大きく前に蹴って、球際のしのぎ合いをがんばるチームが、試合に勝ちやすかった印象があります。

最後はドリブル勝負みたいなところがあって、相手の人数が多い中で1人、2人と剥がせる力を持った選手がいると、得点になるという。それが8人制になり、選手一人あたりのプレースペースが増えた結果、選手の判断を大事にして、主導権を握ってサッカーをするチームが増えてきたと感じます。

Q:8人制になったことで、指導に変化は生まれましたか?

かつてはドリブルなどの技術を中心に教えていましたが、8人制になったことで、ドリブルでの個の突破部分も大切にしながらオフ・ザ・ボールの動きも重視するようになりました。相手チームがボールを保持して攻めてくる中で、どう守備をすればいいかなどのトレーニングも増えました。

ほかには、どのポジションの選手であっても、攻撃も守備も求めるようになりましたね。8人制の場合、守備の選手がゴール前に攻め上がることも、攻撃の選手が自陣ゴール前で守備をすることもあります。その影響からか、攻守にいろんなことができる選手が増えてきた印象があります。

全国優勝監督に聞く!「8人制サッカー」導入による現状と指導の変化

■オフ・ザ・ボールの動きの指導について

Q:COACH UNITED ACADEMYユーザーから、「攻撃面のオフ・ザ・ボールの動きを、どう指導すればいいでしょうか?」という質問が多くありました。

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