子育て情報『狭いところでも「止める」「蹴る」ができるようになる方法を教えて』

2022年4月15日 12:00

狭いところでも「止める」「蹴る」ができるようになる方法を教えて

「止める」「蹴る」をもっと早く正確にできるようになる指導はある?強豪チームと対戦すると止める、蹴るのレベルが格段に違う。狭いスペースでもピタっと止められるから顔も上がるしプレーに余裕がある。

選手たちを一段階上のレベルに成長させてあげたいから、自分の選手たちにも教えたいけど、楽しみながらできる「止める」「蹴る」のレベルを高める練習はある?というご相談。

今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、小学生年代の指導において大事なことをアドバイスします。
(取材・文島沢優子)

池上正さんの指導を動画で見る>>

目次

・日本のスポーツは、小さいときから教え込みすぎ
・日本の子に足りないのは技術より「認知力」
・日本の選手たちは足元の技術はあるのに周りを使えない
・コートのサイズを変えることで強度が上げられる
・サッカー先進国ほど小学生年代のやり方を見直している


狭いところでも「止める」「蹴る」ができるようになる方法を教えて

(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)

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<お父さんコーチからのご質問>

はじめまして。
お父さんコーチとして、息子が所属するチームのU-10を担当しています。少年団ではありますが、地域ではそこそこ強く、県大会の常連チームではあります。


今回お伺いしたいのは、「止める」「蹴る」というサッカーの基本をしっかり身につけさせるお勧めのトレーニングです。

チームの代表の人脈で、近隣県の全少出場常連強豪チームとも練習試合をさせてもらう機会があるのですが、やっぱり「止める」「蹴る」の基礎技術が全然違います。

狭いスペースでも、強くて早いボールをピタッと止めて素早く味方にパスを出すなど、速さと強度が桁違いです。

やっぱり止めて蹴るがしっかりできているからしっかり顔も上がっているし、プレーに余裕があるなと思って見ています。

勝つことだけがすべてではありませんが、子どもたちをもう一段階成長させるために、「止める」「蹴る」のレベルを高めるお奨めのメニューはありませんでしょうか。できれば楽しんでできるようなものだとありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。

<池上さんのアドバイス>

ご相談ありがとうございます。


全少に毎年出場するような強豪チームを見てしまうと、なるほど足元は上手いのでしょうね。

■日本のスポーツは、小さいときから教え込みすぎ

しかし、日本のスポーツがほぼすべての競技で、「小さいとき(アンダーカテゴリー)」

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