2023年2月17日 12:00
TCIの送迎バス置き去り防止装置「SOS-0006」が、送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のリストに掲載決定 ガイドライン適合製品として2月15日から出荷可能
株式会社TCI(本社:大阪市淀川区、代表取締役:尾崎 俊行、以下「TCI」)は、昨年12月20日に国土交通省より策定された、「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のガイドライン」に基づき、「園バス置き去り防止車内確認ブザーシステム(以下「SOS-0006」)の仕様を改良しました。SOS-0006は、2023年2月15日(水)より、国土交通省のガイドラインの安全基準に基づく安全装置として出荷が可能になります。送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のリストに掲載され、補助金対象商品(認定番号:A-007)として導入が可能です。
バス置き去り防止装置 補助金対象 SOS-0006
降車時確認式の装置
SOS-0006は、送迎用バスへのこどもの置き去り事故の防止に役立つ、降車時確認式の安全装置です。車両のエンジン停止後、運転者等に車内の確認を促す車内向けの警報(音声アナウンス)を流し、車内確認後、運転者等が車両後部のボタンを押すと警報(音声アナウンス)が停止するシステムです。エンジン停止後、確認ボタンが5分間押されなかった場合、車外に向けて大音量のブザー(約110dB)で警報します。
<SOS-0006の製品情報ページはこちら>
https://tci-car-item.com/SOS-0006
5分以内に確認ボタンを押さないと車外へ警報
SOS-0006は、エンジン停止後、5分以内に車内後方の「下車確認ボタン」を押さないと、大音量のブザーで車外に警報します。このような仕組みは、国土交通省のガイドラインにおいて規定された主な要件に基づいて設計されています。
「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のガイドライン」の詳細はこちら
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha07_hh_000433.html
こどもの手が届かない位置にボタンを設置
SOS-0006の「下車確認ボタン」は、送迎用バスなどの車両において、こども等がいたずらで押してしまわないよう、車内後方の比較的高い位置に設置します。このような設置位置についても、国土交通省のガイドラインでは規定されており、SOS-0006は当該要件に基づいて設計されています。
耐久性の高い設計
SOS-0006の耐久温度は、夏季、冬季の車内の温度変化に備え、-30℃~85℃となっております。