子育て情報『カサカサ肌のシーズン到来、子供や赤ちゃんにも乾燥肌が急増 夏にくらべ3倍以上、昨年とくらべても1.5倍以上の増加 ~身体の中から潤う、子供の乾燥肌の効果的な予防法~』

2023年12月15日 10:15

カサカサ肌のシーズン到来、子供や赤ちゃんにも乾燥肌が急増 夏にくらべ3倍以上、昨年とくらべても1.5倍以上の増加 ~身体の中から潤う、子供の乾燥肌の効果的な予防法~

大阪で乾燥注意報が発令される日が増えています。それにともない、乾燥による赤味やかゆみに悩む人が増えています。江戸堀サンテクリニック(所在地:大阪府大阪市西区、院長:古谷 鉄夫)では、乾燥肌の患者が夏にくらべ3倍以上、昨年とくらべても1.5倍以上、大人だけでなく子供にも増えています。

カサカサ肌のシーズン到来、子供や赤ちゃんにも乾燥肌が急増 夏にくらべ3倍以上、昨年とくらべても1.5倍以上の増加 ~身体の中から潤う、子供の乾燥肌の効果的な予防法~

クリニック受付

【夏の猛暑の影響で、今年の冬は乾燥肌に要注意】
大阪で乾燥注意報が発令される日が増えています。カラカラで肌荒れが気になるのは毎年のことですが、今年は特に要注意。というのも、今年は猛暑が長引いた影響で紫外線のダメージや汗の刺激がお肌に蓄積し、乾燥による肌トラブルがおきやすくなっています。

乾燥肌になると、肌がかさついてゴワゴワし、かゆみが出たりひび割れてきたりします。これは決して大人だけのことではなく、乾燥肌の子供や赤ちゃんが増えています。


【乾燥肌に悩む子供、赤ちゃんが増えている】
当院でも乾燥肌で赤味やかゆみを訴える子供や赤ちゃんの患者さんが増えています。20年くらい前にはほとんど見ることがありませんでしたが、7~8年前から増加傾向にあり、年々その数も増えています。今では患者全体でも1割以上を子供が占めるようになりました。乾燥による湿疹でかゆくなるのですが、子供はすぐにかきむしって傷になってしまいがちで、ひどいと化膿することもあります。
今年は猛暑の影響もあり、夏にくらべ3倍以上、昨年とくらべても1.5倍以上の子供が乾燥肌で来院しています。

赤ちゃんは乾燥しないと思って保湿しない親が多かったり、ひどくならないと気づかない親も多いです。特に一人目の子供は、赤ちゃんの肌はこんなものだと思っている親が多く、乾燥肌を指摘すると驚かれることもあります。

乾燥肌の予防法としましては、
(1)ヒルドイド等の浸透性のある保湿剤を塗った上からワセリンを塗る
(2)入浴中肌を洗う時にできるだけこすらないようにする
(3)長時間の入浴は、肌のバリア機能を損なう原因になるので避ける
といったことがあげられます。


【子供、赤ちゃんのための栄養検査を開始】
乾燥肌の原因は、主に肌のバリア機能の低下と言われますが、身体の中からの潤いもそれ以上に関係していることが分かっています。保湿剤では皮膚の表面、主に表皮だけで、そのさらに奥の真皮までは保湿できません。身体の内側から潤いを出すためにはビタミンBが重要です。

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