連合調べ 「将来について不安を感じる」66.7%、60代以上女性では75.0% 自身を不安にさせているもの 1位「老後の生活」2位「預貯金など資産の状況」
日本労働組合総連合会(略称:連合、所在地:東京都千代田区、会長:芳野 友子)は、生活に対する意識や社会保障に関する意識・実態を把握するために、「社会保障に関する意識調査2025」をインターネットリサーチにより2025年2月28日~3月7日の8日間で実施、全国の15歳以上の働く男女(自営業・フリーランスを除く)1,000名の有効サンプルを集計しました(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)。
[調査結果]
≪生活に関する意識≫
◆40・50代男性で「現在の生活に不満」が「現在の生活に満足」を上回る
全国の15歳以上の働く男女(自営業・フリーランスを除く)1,000名(全回答者)に、生活と社会保障について質問しました。
全回答者(1,000名)に、現在の生活に満足しているか聞いたところ、「満足」は16.4%、「やや満足」は43.3%で、合計した「満足(計)」は59.7%、「不満」は12.3%、「やや不満」は28.0%で、合計した「不満(計)」は40.3%となりました。
男女・世代別にみると、ほとんどの層で「満足(計)」が「不満(計)」を上回りましたが、40代男性と50代男性では「不満(計)」(順に50.5%、52.7%)が「満足(計)」(順に49.5%、47.3%)を上回りました。
雇用形態別にみると、非正規雇用の人では「不満(計)」が44.8%と、正規雇用の人(38.0%)と比べて6.8ポイント高くなりました。
◆「将来について不安を感じる」66.7%、60代以上女性では75.0%
◆自身を不安にさせているもの 1位「老後の生活」2位「預貯金など資産の状況」
全回答者(1,000名)に、将来についてどのくらい不安を感じるか聞いたところ、「非常に不安を感じる」は27.6%、「やや不安を感じる」は39.1%で、合計した「不安を感じる(計)」は66.7%、「全く不安を感じない」は4.9%、「あまり不安を感じない」は7.9%で、合計した「不安を感じない(計)」は12.8%となり、過半数の人が不安を感じている結果となりました。
男女別にみると、「不安を感じる(計)」の割合は女性では70.0%と、男性(63.4%)と比べて6.6ポイント高くなりました。
男女・世代別にみると、「不安を感じる(計)」の割合は、女性では40代(72.0%)と60代以上(75.0%)で7割を超えました。