いたずらは成長の宝庫、快く見守れる環境を整え親子で楽しもう
今日もできたね!繰り返すいたずら、快く見守って日々成長を楽しもう
1歳頃になると、少しずついたずらが増えてきます。初めてのいたずらは成長を感じてほほえましく思っても、それが何度も続くとイライラに変わってしまうかもしれません。1歳は自分でたくさんのことを体験し「できた!」を繰り返すことでやる気が育つ時期。大人にとってのいたずらが、子どもを大きく成長させます。お母さんが快く見守れる方法を見つけて、子どもが満足するまで見守り、やる気を育ててあげましょう。
1歳のいたずらは未知への探求。満足するまでさせてやる気を育てよう
大人は一括りにいたずらと言ってしまいがちですが、子どもにとってはその行動一つ一つが未知の世界への探求。自分で体験することで疑問の答えを導き出しています。また「できた!」を味わうことでやる気も育つ時期になります。
危険や周りの人に迷惑にならない限り「だめ」と言わずにさせてあげましょう。とはいえ状況や内容によっては快く見守るのが難しいこともあると思います。満足するまでさせてあげるためには、お母さんの心に負担がかからない環境を作ることが大切です。
解決策は意外なところにあり!?困ったら周りの人にも聞いてみよう!
1歳のTくんはおしりふきを出すのにはまっていて、見つける度に何枚も引き出しています。お母さんは毎回きれいに重ねて、元通りに袋に戻します。地道な作業で袋が裂けてしまうこともあり、何度も続くとイライラしてしまっていました。あるときTくんがおばあちゃんの前でいつものように何枚もおしりふきを出すと、おばあちゃんは終わったのを見計らって、ビニール袋にまとめて片づけました。それを見てお母さんはこんな簡単に片づけられたのかと拍子抜けしてしまいました。
いたずら盛りも実は一瞬の貴重な時間!イライラの元を倒して親子で楽しもう
イライラしてしまうのには理由があります。「ダメ!」と言いたくなったら、その前に一度「どうしたら快く見守れるかな?」と自分の心に聞いてみてください。もったいないと思ったら再利用する方法を、片づけが大変だと思ったら片づけが簡単になる方法を探してみましょう。汚れたり散らかったりしそうなときは新聞などを敷く、何かを出したがるなら一時的に入れる場所を作る方法もあります。過ぎてみれば一瞬のいたずら盛り、一工夫でお母さんもいっしょに楽しみましょう。
今日の1日1成長
どうしたら見守れる?イライラの理由に気づいて除いて、いたずら応援!
子どもの探求する力も1成長、お母さんの問題解決力も1成長。
あおのともか(文)かわさきちか(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/
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