美しい女性の共通点 ~ど素人が勇気を持って語る「所作」のお話~
ノカンゾウは6枚の花びらを持っていて、花が咲くと6枚の花弁が等間隔で開き、それがなぜかとても美しい。シャネルにしろエルメスにしろ、フェラガモにしろ、海外の老舗高級ブランドは、自然のものをモチーフに洋服やカバン、小物などをデザインしていると言われます。フェラガモと言えば「ああ、あの象さんのヤツね」と言う人がいるように。
花だけではなく鳥だって美しい。ここのところ、なぜかベランダにオナガが来るけれど、あのボディの白と黒の配色の妙は、とても人が作れないと思う。洋服で白と黒をうまくバランスよく着こなそうと思っても、どことなく黒の面積が多くなってイヤだとか、白が多くなってホスティになってしまうとか、人のセンスがオナガを超えることは少ない。
自然のものは、必要十分な機能として等間隔に6等分であったり、絶妙な加減で白と黒が並んでいたりするわけで、カッコつけているわけではない。あなたのまわりの「カッコつけてないけど、カッコいい女性」。誰でっしゃろ?あなたのことか?
そういう女性は、やるべきことを普通にやっているに過ぎなかったりする。よく先輩が「普通に仕事をしてくれたらいいのよ、普通に。わかる?」と、イヤミたっぷりに若造に説教するときの「普通」とは、「当たり前のことを当たり前にやってよね。
わかるよね?」ということで、それと同じ。やるべきことを「普通」にやっているから、カッコいい。
要するに若いうちって、無駄なことをやりたがるんですよね。でもそれは、じぶんが歳をとらないとわからない。なにが無駄なのか、無駄があるとなぜ「汚く」見えるのか?
でもそれがわかってしまうと、「ああ、私も歳をとったなあ」とちょっとガッカリします。
先日、表参道を歩いていたら、前から歩いてくる若い人たちの歩き方が、どことなく汚いなあと思い(別になにが悪いということでもないのだけれど)、なんでもないものを見て「汚い」と思ったじぶんがすごくショックでした。今年39になります。
photo by Pinterest
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