ストレスは万病の元とも言われ、緊張状態が長く続くと精神的な面だけでなく、下痢や腹痛などカラダのあちこちにトラブルが起きてきます。
ストレスがたまってくると、私たちのカラダは「抗ストレスホルモン」を分泌し、自律神経がバランス良く働くように調整します。この抗ストレスホルモンを分泌させるには抗ストレス作用のある栄養素の摂取が必要となるのです。
抗ストレス作用のある栄養素
ビタミンB群
神経機能を正常に保ち、ストレスからくるイライラや疲労感を軽くする働きがあります。
また、幸せホルモン「セロトニン」をトリプトファンから合成するのに不可欠です。
〈多く含む食材〉
豚肉・うなぎ・鮪・さんま・あさり・牡蠣・レバー
ビタミンC
ビタミンCは抗ストレスホルモンを作る原料で、ストレスへの耐性を高めます。そのため、ストレス時にはビタミンCの必要量が高まります。
また、アドレナリンやドーパミンの神経伝達物質の合成にもかかわっています。
〈多く含む食材〉
グァバ・レモン・アセロラ・芽キャベツ・ブロッコリー・ゴーヤ
カルシウム
カルシウムは筋肉や神経の働き、抗体やホルモンの分泌に関係し、神経の興奮を鎮静します。