2022年11月20日 14:00
<妊娠したら癌になった>「豆田さ〜ん」目を覚ますと、私のおなかにはもう赤ちゃんがいなくて…
ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい…。
【前回のあらすじ】妊娠が判明し、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合った月野ねこさん。ところが、婦人科を受診して検査を受けると、医師から「残念ですが、赤ちゃんは育ちません。異常妊娠です」と衝撃の告知を受けてしまったのです。病院から帰る際にようやく「これは現実なんだ」と実感したねこさんは、あまりの悲しみに咽び泣きながらもどうにか帰宅。そして後日、子宮内容除去手術(いわゆる中絶手術)を受けることになり……。
※月野ねこさんご本人の体験談ですが、作中での月野ねこさんは“豆田あんこ”という名前になっています。
誰のせいでもないとわかっていても
1週間前、医師に「胞状奇胎(ほうじょうきたい)です」との告知を受けた、月野ねこさん。
受精卵の異常によって起こる胞状奇胎は、子宮内にぶどうのようなつぶつぶが発生するもの。