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「癒着が残っているので…」私を不安にかりたてる医師の言葉とは? <40代で子宮がん>

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43歳になる誕生日当日。レバーのような血の塊と大量出血に見舞われ、思わず「ギャー!」と叫び声を上げた、はなうたねこさん。婦人科を受診したところ、子宮体がんだと宣告され……!?

 

2度目の腸閉塞〜不安な日々〜


数年前、子宮体がんと腸閉塞で2度の手術を受けたはなうたねこさん。それから長い月日が経過したある日、なんと再び小腸がねじれて腸閉塞を発症し、人生で3度目となる腹部の手術を受けました。

 

そして退院から5日後、まだ本調子ではない中で職場復帰を果たし……。

 

「癒着が残っているので…」私を不安にかりたてる医師の言葉とは? <40代で子宮がん>


 

退院から5日後に職場復帰を果たした、はなうたねこさん。

 

まだ本調子とはいかず、手術後からおなかにうまく力が入らないため、前回や前々回の手術後と同じように、腹帯を巻いて出勤しました。

 

「癒着が残っているので…」私を不安にかりたてる医師の言葉とは? <40代で子宮がん>


 

その日は、復帰初日にもかかわらず業務がてんこ盛り。
朝から夜までフル稼働で仕事をこなします。

 

本当はもっと休んでいたいところですが、治療費や生活のことを思うと休んでもいられません。

 

「癒着が残っているので…」私を不安にかりたてる医師の言葉とは? <40代で子宮がん>


 

後日、退院後の経過観察のため、病院を訪れたはなうたねこさん。

 

血液検査やレントゲンを受けた結果、「異常なしですね」と言われてひとまず安堵。

 
「癒着が残っているので…」私を不安にかりたてる医師の言葉とは? <40代で子宮がん>


 

しかし、医師は「小腸同士の癒着が残っているので、いつまた腸閉塞になってもおかしくありません」と言うのです。

 

「癒着が残っているので…」私を不安にかりたてる医師の言葉とは? <40代で子宮がん>


 

その後の生活では、医師の言葉がずっと頭の中に残っているため、胃が痛くなるたびに「もしかしてまた腸閉塞!?」と不安になるように。

 

加えて、子宮体がんが転移するおそれもあるので、頭痛がすると「まさか、脳に転移した!?」、腹痛があると「もしや……大腸に転移した!?」と、不安はつきません。

 

「癒着が残っているので…」私を不安にかりたてる医師の言葉とは? <40代で子宮がん>


 

結果的にはただの頭痛や腹痛だったのですが、どこか痛くなるとどうしても不安になってしまうのです。


 
「癒着が残っているので…」私を不安にかりたてる医師の言葉とは? <40代で子宮がん>


 

不安にかられたときは、心の中で自分にエールを送ったり……

 

「癒着が残っているので…」私を不安にかりたてる医師の言葉とは? <40代で子宮がん>


 

音楽を聴いたり、おいしい物を食べたり、散歩をしたり、友人と会ったりして、心の中が不安で支配されないように気分転換するのだとか。

 

人生が終わりを迎えるその日まで、不安に振り回されながら過ごすのか、好きなことをして過ごすのか。できることなら、はなうたねこさんのように毎日を楽しく有意義に過ごし、後悔のない人生を生きたいものですね。

 

監修/助産師 松田玲子

 

 

はなうたねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪

 

 

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著者:マンガ家・イラストレーター はなうたねこ
40代で子宮がんが判明。子宮全摘出、抗がん剤治療、2度の腸閉塞を経て、現在がんサバイバー12年目。そのほかいろいろInstagramにて投稿しています。

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