2023年12月22日 09:20
「ぼくの…だ」なんで!?空き教室から、紛失物が見つかった!素直に喜べずモヤモヤ<消えた教科書>
次第に「なくしたものを諦めたくない」という強い気持ちが芽生えます。
そんなある日、突然クラスに上級生の女の子が訪ねてきました。そして、イチくんに「これ、あなたのじゃない?」と教科書や絵の具セット、習字道具を持ってきてくれたのです。
すごくうれしかった。だけど……
上級生いわく、イチくんの学用品は「この教室の隣の空き教室を掃除していたら、あった」とのこと。
ずっと一緒に探してくれていたクラスのみんなや、支えてくれた友だちは自分のことのように大喜びしてくれました。
思い入れのある学用品が出てきて安心したものの、なぜ隣の空き教室から出てきたのか、やはり何者かに盗られたのか、そして盗られた理由は何なのかなどが不明のままで、イチくんは心から喜べず、モヤモヤしてしまったのでした。
もし皆さんがイチくんの立場なら、紛失物が出てきたことで問題は解決したことにしますか? それとも犯人が見つかるまで、追及し続けますか?
>>次の話
著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
「犯人はきっとあの人…」紛失物を届けにきた上級生を見て、誰が盗んだのかを確信!?<消えた教科書>