「ありません!」自分に向けられていない質問に答える母…もう会話は難しい? <母の認知症介護日記>
アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。母・あーちゃんが認知症と診断されて、数年前から初期症状と思われるような言動があったことを思い出したワフウフさん。あのとき、もう少し疑念を抱いていれば、今は違う結果になっていたのかもしれないと思うこともあります。日に日に進行するあーちゃんの認知症は、ワフウフさん姉妹の生活にも大きな影響を与えているのでした。
あーちゃんは、最初は頑なに病院の付き添いを拒んでいました。しかし、今では「自分が愛されているから付き添われる」という解釈をしているようで、付き添われていることを病院で周りの人に大げさに伝えるほどに。他人と会話を楽しむスキルは、認知症が進行しても高いまま変わっていません。
誤魔化さなくていいのに…
診察を終え、先生から尋ねられると……。
なぜか堂々と答えるあーちゃん。
まったく会話がかみ合いません……!
その後、飲食店のトイレでは並んでいる人がいるのに……。
当たり前のように割り込みをしてしまいます……。
ここまでひどくなる前にも、数日前に会ったことを忘れて姉・なーにゃんと話していたこともありました。
この日は、なーにゃんの家に行くことになったのですが……。
案の定、迷子に。
いつものように診察を終えると、先生が「ご家族の方は何かありますか?」と聞いてくれました。
すると、なぜかあーちゃんが朗らかに「はい! ありません!」と堂々と答えていて……。
私が「短期記憶はかなりひどくなっています」と伝えると、それに対する返事なのか? 「大丈夫よね!」と横で言っています。まったく会話がかみ合わず、改めて症状が進行していることを実感したのでした。
それからしばらくして、あーちゃんと姉の家に行くことになりました。もうひとりでは行けないだろうと思い、最寄り駅で待ち合わせをしたのですが、案の定あちこち歩き回り、目印の建物も通り過ぎる始末。もうそんな必要はないのに、必死で誤魔化そうとしている姿に、心が痛みます。
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もしかすると、あーちゃんは他人と会話をしている姿を娘に見せて、自分はまだまだ大丈夫だと思ってほしいのかもしれませんね。迷子を誤魔化しているのも、自分自身の変化を受け入れらずに葛藤しているのかもしれません。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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著者:マンガ家・イラストレーター ワフウフ
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