「バカにしてるの?」浮気女と子どもを作った元夫、振り込まれた養育費の額に妻絶句<夫は父親失格>
ようこさんと夫のタク男は、兄妹の子どもを持つ4人家族です。結婚6年目のある日、不倫相手との間に子どもを作り、勝手に離婚届を出したタク男。さらに自分の会社を倒産させ、ようこさん親子は家を差し押さえられてしまいました。
親子は一時離散することになりますが、ようこさんは仕事を掛け持ちして生活すること数年、ようやく親子3人で暮らせるようになりました。
そんな中、突然家に押しかけて来たタク男。子どもたちの前では何食わぬ顔で父親として振る舞いますが、養育費は1円も用意していませんでした。
ようこさんは離婚してから数年間、1度も養育費を支払わないタク男と縁を切りたいと思いますが、父親が大好きな子どもたちのためにぐっとこらえます。
義両親の催促もあり養育費は振り込まれましたが、なんとたったの5,000円。
さらに翌月、何度連絡してもタク男から養育費が振り込まれることはなく……。
養育費を支払わないのに会いに来る父親
養育費を支払わないタク男は、子どもたちの誕生日祝いで会いに来ることもありました。しかしなぜか高そうなスーツを着て、「お茶淹れて」と一家の大黒柱のように振る舞います。
ようこさんは子どもたちが大人になるまでの辛抱だと言い聞かせているうちに、内職での仕事ぶりを見込まれ収入がアップ。
住民からのクレームのため生活音を気にしなければならなかったアパートから、古い一軒家に引っ越せることになったのです。
そんな中、実は娘の美紀は義両親に引きとられていたときに、ストレスからか耳に異変が起きていました。ようこさんはあえて深堀りしませんでしたが、注意が必要だと心の中にとどめておくのでした。
養育費すら払わないのに立派な父親を演じるだけのタク男と、子どもの生活面から心のケアまで担うようこさん、どちらが親の役目を果たしているのかは一目瞭然でしょう。
しかし、子どもたちの中では大好きな父親である以上、その気持ちを壊すことができないのがもどかしいですよね。
ようこさんひとりでも、子ども2人をちゃんと育てられることが証明されつつある今、タク男には今一度自分の立場を見直してほしいものです。
>>次の話
著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
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