義姉の押しかけ同居が強制開始!すると翌朝「私たちの家なのに…」キッチンでまさかの光景が…
主人公のはるかさんは、夫の優太、息子の優斗くんとの3人家族。やさしい義父と少しクセのある義母とともに、二世帯住宅で暮らしています。夫とともに義両親が営むパン屋の2号店を任され、忙しくも穏やかな毎日を送っていました。そんなある日、5年前に家を出たまま音信不通だった義姉が、生後2カ月の赤ちゃんを連れて突然帰ってきて……。
すでに赤ちゃんの父親とは別れたと話し、一方的に実家への出戻りを宣言した義姉。優太くんは「俺たちの家でもあるから勝手なことは困る」と反発しますが、義姉は「こんな小さな赤ちゃんを追い出す気?」と、赤ちゃんを盾にして聞く耳を持ちません。
見かねた義父は、まずは1階に滞在させようと配慮してくれます。ところが、娘を不憫に思った義母は、はるかさん夫婦の2階にある空き部屋を使わせればいいと言い出して……。
朝起きると、衝撃の光景が…!
義母の言う「空き部屋」は、息子・優斗くんのために用意していた子ども部屋。優太は義姉が子ども部屋を使うことに反対しますが、義母は「今使っていないんだから」と聞く耳を持ちません。結局、義姉と赤ちゃんの空くんは子ども部屋で寝ることになってしまいました。
その夜、空くんの夜泣きが続いていることを心配し、様子を見に行ったはるかさんは、義姉がゲームをしながら「海外は夜泣きを放置して育てるんだって」と話す姿に驚きます。
結局ほとんど眠れずに迎えた朝。哺乳瓶やミルク缶が放置されたキッチンに呆然としながら片付けをしていると、哺乳瓶を片付ける余裕はなくても義母へ朝食を作る余裕はあったらしい義姉の声が聞こえてくるのでした。
◇ ◇ ◇
困っている人を支えることはとても大切ですが、そのやさしさが誰かひとりの我慢の上に成り立ってしまうと、少しずつ無理が生まれてしまいます。助け合いは、一方だけが負担を抱え続ける形では長続きしにくいものです。
また、助けを求める側にも、周囲への配慮や感謝の気持ちは欠かせません。困っている状況だからこそ、支えてくれる人への思いやりを忘れないことが、良い関係を築くうえで大切なのではないでしょうか。
家族だからこそ支え合える場面はたくさんあります。しかし、誰もが安心して暮らせる環境を守るためには、助ける側も助けられる側も、お互いを尊重し合う姿勢が必要なのかもしれません。
著者:マンガ家・イラストレーター あおば