『ルノワール』鈴木唯の演技に海外メディアから熱視線「監督と私は相性が良かった」
フランス現地時間5月17日、第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門での公式上映で約6分間ものスタンディングオベーションで称えられた『ルノワール』。5月18日には、早川千絵監督をはじめ、主演の鈴木唯、石田ひかり、リリー・フランキーがフォトコールと公式会見に出席した。
本作は、最高賞「パルム・ドール」を競うコンペティション部門に選出された唯一の日本映画。
ワールドプレミア後には早速海外メディアから「エレガントで思慮深い作品」(Screen Daily)、「ニューカマーである鈴木唯の演技がまばゆく美しい」(The Hollywood Reporter)など絶賛の声が上がっている。
海外メディアから絶賛の嵐のなかフォトコールへ
真っ青な青空をバックにしたフォトコールには、変形の白シャツと黒パンツという装いに身を包んだ早川監督、大きな白襟が特徴的な紺色のワンピースの鈴木、淡いグリーンの模様の着物姿の石田、セットアップに揃いの黒いハットの装ったリリー・フランキーの4名が登場。

『ルノワール』フォトコール(C)Kazuko WAKAYAMA
前夜のコンペティション部門公式上映の熱狂そのままに世界各国から集まった大勢のスチールカメラマンやマスコミ陣から、フラッシュを浴び、シャッターが切られた。