2011年5月19日 18:52
シネマカフェ的海外ドラマvol.194 海外ドラマの“親子関係”いろいろ 第2回
(Photo:cinemacafe.net)
母の日を終え、父の日を控える5月、6月は、海外ドラマ界の“何だか気になる母子、父子”を大特集。第2回は、“何だか気になる母と娘”をご紹介していきたいと思います。
“母と娘”と言って真っ先に思い出されるのは、7シーズン続いた人気ドラマ「ギルモア・ガールズ」のローレライ&ローリー母娘(上写真)。若くしてローリーを産んだローレライは、まだまだ女盛りのシングルマザー。「ギルモア・ガールズ」では、そんなローレライ自身の人生&恋愛模様、仲良しの娘ローリーとの母娘ならではの絆、そして一流のジャーナリストを目指して有名進学校から名門大学へと進み、女性としても人間としても成長していくローリーの青春模様が物語の軸にあります。
前回のコラムで取り上げたのは“パワフル母とお年頃息子”ですが、海外ドラマの世界で描かれる母と娘に関しても、“パワフル母とお年頃娘”の図がひとつのパターンとして挙げられそう。働く女性として日々奮闘するパワフル母のローレライと、良い子に育った優等生ではあるものの、時には青春の渦の中でもがき悩まなくてはならないローリー。さらには自分の身に起きた出来事を包み隠さず語り合うローレライ&ローリーの関係には、母娘ドラマの素敵ポイントが詰まっているとも言えます。