第79回カンヌ国際映画祭閉幕 審査員長パク・チャヌクがジョーク「私はまだパルムドールをもらっていない」

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第79回カンヌ国際映画祭閉幕 審査員長パク・チャヌクがジョーク「私はまだパルムドールをもらっていない」


23日(現地時間)、第79回カンヌ国際映画祭が閉幕した。パルムドールに輝いたのは、クリスティアン・ムンジウ監督、セバスチャン・スタン&レナーテ・レインスヴェ主演の『Fjord』だった。

パルムドールに次ぐ賞であるグランプリには、アンドレイ・ズビャギンツェフ監督の『Minotaur』が選ばれた

審査員賞はヴァレスカ・グリーゼバッハ監督の『The Dreamed Adventure』。監督賞は『The Black Ball』のハビエル・カルヴォ&ハビエル・アンブロッシ、『Fatherland』のパヴェウ・パヴリコフスキ、脚本賞は『A Man of His Time』のエマニュエル・マールが受賞。

女優賞は、濱口竜介監督の『急に具合が悪くなる』のヴィルジニー・エフィラと岡本多緒、男優賞は、ルーカス・ドン監督の『Coward』のエマニュエル・マッキアとヴァレンティン・カンパーニュがそれぞれW受賞した。

今年のカンヌ国際映画祭では、パク・チャヌクが審査員長を務めた。記者会見でパク・チャヌクは「本当のところ、どの作品にもパルムドールは与えたくありませんでした。だって、私自身がまだもらったことのない賞ですから。
でも、“No Other Choice(仕方ない)”でしょう」とジョークを交えてコメント。報道陣を笑わせ、インターネット上でも「今回のカンヌで一番面白かったジョーク」と話題になっている。なお、“No Other Choice”は、昨年から今年にかけての賞レースでも注目された自身の監督作『しあわせな選択』の英題でもある。

パク・チャヌク監督作は、これまでに『オールド・ボーイ』『渇き』『お嬢さん』『別れる決心』がカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出されたものの、まだパルムドールは受賞していない。映画ファンからは「そういえばパク・チャヌクってまだパルムドールを獲っていないんだ」「このジョークが一番パク・チャヌクらしい」「いつか本人が受賞するところを見たい」といった声も上がっている。

(賀来比呂美)

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