「愛情」「涙が止まらなかった」波瑠“ルナ”を想う石野真子“ルナ母”の気持ちに感動の声上がる…「月夜行路」第8話
麻生久美子と波瑠が主演を務める「月夜行路―答えは名作の中に―」の第8話が5月27日に放送。ルナを想う母の気持ちに「愛情」や「涙が止まらなかった」などの声が上がっている。
本作は秋吉理香子の同名小説を原作とした、文学ロードミステリー。主婦の沢辻涼子を麻生久美子、夫の菊雄を田中直樹、バーのママで小説家の野宮ルナを波瑠、ルナが経営するバーの店員・バブリーを真田怜臣、涼子の学生時代の恋人・カズトを作間龍斗、ルナの同級生で東京で研修中の刑事・田村を栁俊太郎、田村の元相棒でルナの店で働き始めた小湊を渋川清彦が演じている。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
母(石野真子)の依頼を受けてパスコード解読の旅を続けるルナ(波瑠)と涼子(麻生久美子)の二人。だが解読のヒントは「吾輩は猫であるの初版本」「ルナと父との幼少期の謎解き遊び」「何らかの数列である」という条件のみ。
そこで、より詳細なヒントを得ようと夏目漱石ゆかりの地や古書店、夏目漱石研究の専門家などを巡ってきた二人だがいまだ解読には至っていなかった。
そんなある日、涼子はルナが経営するバーの店員・バブリー(真田怜臣)から同郷の幼馴染み・マミ(恒松祐里)が結婚すると聞かされる。トランスジェンダーである今の自分の姿を知らないマミと会うことにためらいを感じているバブリーを見た涼子は、一目でも彼女の花嫁姿を見届けられるようにと一緒にホテルに同行することに。
式の当日、赤毛のアンのスイーツフェアに行くという設定で、ホテルに潜入する二人。ルナもバブリーを心配して合流する。するとそこで、ルナの母と小湊に遭遇。皆でスイーツを楽しむことになる。だが、そこに田村(栁俊太郎)が現れ、そのホテルで高級ジュエリーと共に客が預けていた貴重品も盗まれたことを聞かされる。
しかも宝石店連続窃盗事件で指名手配中の犯人によるものとの疑いから、バブリーは居ても立ってもいられない。ルナは、犯人探しの推理をすることになり――というのが第8話の展開。
スーツ姿のため、スタッフと間違えられたバブリーが、お水を持ってマミの部屋に行くと、マミが母の形見として大事にしていたティアラも盗まれたことがわかる。式までもう時間がないと田村に訴えるバブリーを見たルナは、推理を展開。犯人は、ホテルマンに扮装し、警察の目を欺いていた。
事件は解決するも、ティアラが証拠品として搬送されてしまったことが判明。結婚式になんとか間に合わせようと、バブリーは奔走する。そして、スタッフのふりをして、マミにティアラを手渡すが、マミはバブリーが幼馴染みのリツだと気づいていた。
「驚かないの?」と聞くバブリーに、「驚いた。でもどっちでも良い。りっちゃんが大好きって気持ちは変わんないし」とマミは笑顔で答え、感謝の気持ちを伝える。そして「幸せな花嫁さんになるマミ。私の夢だから」というバブリーに、マミは結婚式への出席をお願いする。自分が参加することで、周囲から変に思われないかと心配するバブリーだが、マミの言葉に背中を押され楽しい時間を過ごす。
トランスジェンダーのバブリーに焦点を当てたストーリーに、SNSでは「あらゆる生きづらさを抱えていたり、身内にも話せない葛藤を抱えていたり、生きづらい社会の今を生きる我々の心に突き刺さるドラマだな」や「月夜行路のマーキームーン店員役のお二人、めっちゃ素敵よねぇ。バブリーちゃんとメグルちゃん?かな?あまりにお綺麗だから、どういう俳優さんなんだろうと調べたら、本当にトランスジェンダーでもある俳優さんだったんだ。
素晴らしい配役」、「一番トランスジェンダーに踏み込んだ回だったと思うけどとても良かった。当事者の考え方感じ方で知らなかったこともあった。多くの人が観るプライム帯のドラマでやる意味があるだろうな」などの声が。
その後、母親と田村の会話から、自分のことを娘として可愛く思ってくれていることを知ったルナ。「家族には幸せでいてほしい」だからこそ、実家にはいかないと母に伝えるが、そこで父が手術が必要な病気であることを教えられ、会いにきてほしいとお願いされるのだった。田村に告げたルナを思う母の言葉に、「あの子が自分で付けた名前を大事にしたいからと「ルナさん」と呼び、カミングアウトをすぐには受け入れられなくても理解したくて本を読んだり、映画を見たり、講演会にも行くなど2年かけて自然にかわいい娘と思えるようになった母。理解しようと歩み寄るのが愛情」や「カミングアウトの辛さがよく分かるから、ルナさんのママがルナさんへの想いを語っているのを聞いた時は、本当に涙が止まらなかった」、「自分で決めた名前を大切にしてあげたいなんて言葉なかなか出てこないよ」などの声が上がっている。【第9話あらすじ】
ルナの父・英介(石橋凌)のパソコンに隠された「ある秘密」。
母(石野真子)の依頼を受け、ルナ(波瑠)と涼子(麻生久美子)の二人はそのパスコード解読に奔走していた。唯一の手がかりは、デスクトップに表示された夏目漱石『吾輩は猫である』初版本の表紙と、「4ケタ以上」という不確かな数列のみ。漱石ゆかりの地や古書店、専門家を巡るも、解読の決定打を掴めぬまま足踏みが続いていた。
そんな折、ルナの店の常連客で、漱石好きが高じて新宿の「夏目坂」に自宅を構えるほどの実直なマニア・富士子(円城寺あや)が急逝する。弔問に訪れた二人は、次女の菜名子(北乃きい)から、兄姉との間で泥沼の遺産相続争いが起きていることを聞かされる。そこへ割って入ったのは、母が生前に籍を入れていた再婚相手・啓介(板尾創路)。彼が「遺産はすべて夫である自分が相続する」と記された遺書の存在をほのめかした事で家族はパニックに。
富士子の本当の遺志を解き明かし、ルナたちの追う「父の暗号」を解く鍵を見つけられるのか――。
「月夜行路―答えは名作の中に―」は毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送中。
(シネマカフェ編集部)