「どうしても彼女に演じてほしかった」『ワンオペレーション』監督&主演が語る“ひとりの人間の物語”

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「どうしても彼女に演じてほしかった」『ワンオペレーション』監督&主演が語る“ひとりの人間の物語”


A24とアカデミー賞受賞製作陣が、監督メアリー・ブロンスタインの実体験から生まれた限界寸前の日常を描く衝撃作『ワンオペレーション』。日本公開を目前に控え、主演ローズ・バーンとメアリー・ブロンスタイン監督のオフィシャルインタビュー&メイキング映像が到着した。

育児と家事、仕事を、1人で背負う"ワンオペレーション"という現代社会の構造的問題を、スリラー、心理ドラマ、ダークコメディが融合した予測不能な物語として描き、主人公の日常とアイデンティティが崩壊していく様を、観る者に追体験させる本作。

心理学の修士号を持ち、国立病院で子どもを対象としたプレイセラピーに携わった経験もあるメアリー・ブロンスタイン監督が、重病の娘とモーテルで暮らした自身の実体験を基に脚本を執筆した。

今回到着したオフィシャルインタビューでは、主演ローズ・バーンとメアリー・ブロンスタイン監督が、本作で描いた“母親”の姿と、そこに込めた思いを語っている。

“母親”を描く映画であり、メアリー・ブロンスタイン監督が「これは家族の物語ではありません。ひとりの人間の物語です」と語る『ワンオペレーション』。

ローズ・バーンも、本作について「精神的に追い詰められた女性を描く映画は、たくさんありました」とふり返り、「今回、それが女性監督の視点で描かれたことに、とてもワクワクしました」と語る。


さらに、「母親を子どもの付属物ではなく、ひとりの人間として描く映画は初めてでした」と、リンダを演じた自身の視点を明かしている。“母親”ではなく、“ひとりの人間”としてリンダを描く――。そこから生まれた本作ならではの人物像について、2人は語る。

その中心にいるリンダを演じるローズ・バーンについて、監督は「ローズは圧倒的な俳優です」と絶賛。「この役はどうしても彼女に演じてほしかった。彼女は本当に稀有な俳優で、完璧なコメディセンスを備えています」と、絶大な信頼を語っている。

「観客を信じること。一緒にこの体験へ飛び込んでもらう」


本作の大きな特徴の1つが、極限状態のなかに差し込まれる独特のユーモアだ。

ローズ・バーン自身も「こんな役に挑めるなんて、願ってもない機会でした。
彼女に強く共感しました」と主人公リンダへの思いを明かしながら、演技における難しさについて「泣いた直後に笑わせる――その逆も、成立させるのは難しい」とふり返る。監督は、その緊張と緩和について、「ひとつ問題が起きると、また次の問題が起きる。そこで緊張がふっと解け、観客もようやく笑える」と説明する。“笑うか、泣くかしかない”そんな独特の感情体験へと観客を導くため、監督が大切にしたのは“観客を信じること”だった。

「大切なのは、観客を信じること。一緒にこの体験へ飛び込んでもらうんです」とコメント。そしてローズ・バーンも「観客の心に、何かが響くと信じています」と観客に向けてメッセージを送っている。

母親であること、ひとりの人間であること。
その揺らぎのなかで、現実と妄想の境界さえも曖昧になっていくリンダの世界。笑ってしまうほど切実で、息苦しいほどの没入感に満ちた本作が、いよいよ公開を迎える。

『ワンオペレーション』は9月18日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。

(シネマカフェ編集部)

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ワンオペレーション 2026年9月18日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開
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