北村匠海、“制服のシーン”ふり返り「思い出深いです」出口夏希&中川龍太郎監督と笑顔で雨のレッドカーペット登場『君の話』

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北村匠海、“制服のシーン”ふり返り「思い出深いです」出口夏希&中川龍太郎監督と笑顔で雨のレッドカーペット登場『君の話』


10月26日に開幕した「第39回東京国際映画祭」。世界の国際映画祭で注目された話題作や邦画大作の最新作などを上映するガラ・セレクション部門に正式出品されている『君の話』からは、主演の北村匠海をはじめ、出口夏希、監督の中川龍太郎がレッドカーペットに登場した。

2018年7月の刊行以来、重版を重ねてきた三秋縋による同名小説を、吉田恵里香脚本で映画化した本作。孤独な大学生・千尋は、記憶を消す治療を受けるが、会ったこともない幼なじみ・灯花との初恋の記憶が残されていた。しかしある日、彼女が現実世界に現れるという――記憶をめぐる純愛ラブストーリー。また主題歌として、「Mrs. GREEN APPLE」による書き下ろし楽曲「本と彗星」が決定している。

今回、雨模様の中傘を手にし、レッドカーペットに登場した3人。孤独な大学生・千尋役の北村は、シックなスーツスタイルで現れ、出口に傘を差しながらエスコートする姿も見せた。
一方、千尋の記憶の中にしか存在しないはずの幼なじみ・灯花役の出口は、「BALENCIAGA」(バレンシアガ)の黒ドレスをまとい登場。カメラに向かって笑顔を見せる北村と出口は、時折、互いの様子を伺うような自然な表情も見られ、和やかな雰囲気が漂っていた。

雨のレッドカーペットについて質問が飛ぶと、「雨の中だったんですけど、映画への熱気があってよかったです」と会場に集まった人々の熱気を実感したと語る北村。出口も「雨だったんですけど、ライトの光がきれいでした」と雨ならではの雰囲気も楽しんだようだ。

また、「2人が魅力的に輝き、出口さんがそこに実在する人としていて、そこに心惹かれる北村さんがいる。そのパワーが伝わるように作りました」と撮影をふり返った中川監督は、「毎日、北村さんと話し合いをしながら作りました」と密なやり取りも明かした。

本作では、学生服姿も披露している北村。学生服での撮影について尋ねられると「最後にしようと思いました」と笑顔で会場を和ませつつ、続けて「制服のシーンは、偽りの世界で出てくるので、作られた記憶の中で一番実験的なシーンでもあったし、すごく日常的なまでに芝居をやっていたので、思い出深いです」と語った。


そんな千尋を演じる上で、現実と非現実の境界を行き来する感覚も重要だったそう。「千尋にとって灯花を信じることは、幸せであると同時に、現実逃避でもあって。何がリアルなのか、ノンリアルなのかを行き来し、溺れていきます」と心情を説明する北村。また、「そこから抜け出した時にみた景色がどういったものだったのか、千尋を通して、自分に問う瞬間がたくさんありました」とコメント。観客に向けて「ご覧になっていただいて、千尋がそのとき何を信じ、何を思い、何に悲しんで喜んでいるのかを判断いただきたいです」とメッセージも送っている。

一方で、出口にとっても役作りは試行錯誤の連続だったそう。「インした当初は記憶の中の灯花と、現実の灯花と2つの顔があって混乱してしまったのですが、“灯花がなりたい灯花”というのを意識して演じるようにしました」と心境を明かした。

『君の話』は11月27日(金)より全国にて公開。


(シネマカフェ編集部)

■関連作品:
君の話 2026年11月27日より全国にて公開
©2026「君の話」製作委員会

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