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『AKIRA』実写版プロジェクト、レオナルド・ディカプリオ参加で再始動

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『AKIRA』実写版プロジェクト、レオナルド・ディカプリオ参加で再始動

(Photo:cinemacafe.net)


脚本のリライトや監督交代など様々な紆余曲折を経た末に、2012年に完全に中止の決定が下されプロジェクトが解散した大友克洋監督による人気アニメーション映画『AKIRA』の実写映画化企画。

本プロジェクトについて、このほど米ワーナー・ブラザースが改めてジャウマ・コレット=セラと監督復帰に向けた交渉を進めていることが米エンタメ情報サイト「Variety」により明らかとなった。

レオナルド・ディカプリオが自らの制作会社アッピアン・ウェイを通してプロデュースを手がける本作。『エスター』(’09)『アンノウン』(’11)のセラ監督がメガホンを取る予定で企画が進行していたが、米ワーナーブラザーズが、製作費の削減を要求。その予算が9,000万ドル(約90億円)程度まで縮小されたものだったこともあり、結局セラ監督降板に至っていた。

同サイトによるとワーナーは、その後も希望に叶う規模で実写化を請け負う監督を探していたとのこと。しかし、最終的にセラ監督に任せるのが最適だと判断したようで、監督復帰に向けた話し合いを進めているという。交渉がまとまれば、2014年の春にも製作をスタートさせるということだが、降板原因となった製作予算がどの程度になるのかについては不明。
レオナルド・ディカプリオは引き続きプロデュースを手がける。また大友克洋監督はエグゼクティヴ・プロデューサーを務めることになっているが、主人公・金田役で主演に予定されていた『トロン:レガシー』(’10)のギャレット・ヘドランドが引き続き出演するのかについては、明らかになっていない。

(text:Mieko Nakaarai)

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