宮本エリアナ、ミス・ユニバース出場を決めた理由を吐露! 差別撤廃を訴え
(Photo:cinemacafe.net)
キング牧師を描いた『グローリー/明日への行進』の公開を前に6月16日(火)、日本人の母とアフリカ系アメリカ人の父の間に生まれたハーフとして初のミス・ユニバース日本代表となった宮本エリアナと国連広報センター所長の根本かおるによるトークイベントが開催された。
「I have a dream.」の名スピーチでも知られるキング牧師の姿を描いた初の長編映画でもある本作。彼が指揮を執り歴史を動かすことになる大行進がどのようにして行われたのか?その内面の苦悩や家族への深い愛などと共に描いていく。
宮本さんは「見た目が(周囲の)日本人と違い肌の色も違うので『プールに一緒に入らないで。色が移るから』と言われたこともあった」と子供の頃から偏見や心ない言葉にさらされていたことを明かす。ミス・ユニバース日本代表に選出された際も、ずっと日本で育ってきたにもかかわらず「純粋な日本人ではない」といった議論が巻き起こったが、宮本さんはこうした経験や自身の置かれた状況を踏まえ、人種差別の撤廃に向けて積極的な発言を行っている。
だからこそ、映画に強く感じるものがあったようで「『感動した』のひと言です」