くらし情報『今年99歳の名優が「狩猟は最も愚かな行為」と自らの過去を猛省』

2015年8月10日 12:30

今年99歳の名優が「狩猟は最も愚かな行為」と自らの過去を猛省

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)


今年99歳になる名優、カーク・ダグラスが7日(現地時間)、過去に一度だけ行なった狩猟について「最も愚かな行為だった」と後悔の気持ちを綴ったエッセイを発表した。

先日、アフリカ・ジンバブエの国立公園の人気者だったライオンのセシルが、アメリカ人歯科医によって射殺されたというニュースを受けて、カークが「ハフィントン・ポスト」に寄稿したもので、「50年ほど前、私は初めて(その一度限り)狩猟に出かけた。私の行なった最も愚かな行為だ」と綴っている。

アフリカのケニアで、ヒョウやガゼル、オリックス、シマウマなどを狩ったという。仕留めた動物たちを自宅に送り、壁に飾っていたが、「ある日、自分のトロフィー(註:動物たち)に目をやったとき、彼らから見つめられているように感じた。そのとき、彼らを殺したのがいかに下卑たことだった気づいた」という。「すぐに全ての“トロフィー”を外して、自分の犯した罪を忘れようとした」。

自らの過去を猛省しながら、カークは渦中の歯科医について「気の毒だ」とも語る。
「彼は、彼自身の獲物たちがそうされたのと同じように、標的にされている。

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