2015年9月2日 20:00
【インタビュー】北村一輝、ゆる~い『猫侍』にこめた“娯楽復活”の熱き思い
(Photo:cinemacafe.net)
「ゆる~い映画がさらにゆるくなって帰ってきました(笑)。多少の粗も何のその、娯楽が少なくなっている時代にこそ、こういう勢いのある作品は絶対に必要。大切なのはお客さんが求めるものを考え、いかに心で届けるか。相手を思いやる優しさと一緒です」。
俳優の北村一輝演じるコワモテの剣豪・斑目久太郎と、愛くるしい白猫の玉之丞の名コンビぶりが世代を超えた人気を博すドラマ「猫侍」。時代劇の舞台としては、似つかわしくない南国を舞台にした劇場版第2弾『猫侍南の島へ行く』でも「ゆる~い」「何でもアリ」「やりたい放題」な“猫侍魂”は健在だ。さらには玉之丞の淡い恋物語も…。北村さんへの単独取材には、玉之丞を演じるタレント猫のあなご(メス・17歳)が同席してくれた。
「ドラマのSEASON1が放送されたのが、2013年の10月ですよね。オンエア直後から、街で声をかけられることもありました。体感としては、大河ドラマと同じくらい大きな反響ですね」と北村さん。ドラマ人気を受けて、すぐさま劇場版第1弾『猫侍』が製作され、こちらも大好評だったが「久太郎と玉之丞の信頼関係が、少し薄かった気がして。