2015年9月7日 17:58
中村勘九郎&七之助、亡き父・勘三郎の“遺産”「赤坂大歌舞伎」に強い思い!
(Photo:cinemacafe.net)
いまは亡き十八代目中村勘三郎が2008年に始め、息子の勘九郎、七之助がその遺志を受け継ぐ形で続けられ、今年で4回目を迎える「赤坂大歌舞伎」。9月7日(月)の開幕を前に、勘九郎さん、七之助さんらが赤坂ACTシアターのロビーにて報道陣の取材に応じた。
「“芸能の街”赤坂で歌舞伎を!」という勘三郎さんの思いから始まり、勘三郎さんの逝去後の2013年には勘九郎さんと七之助さんを中心に新たな1ページを刻んだ「赤坂大歌舞伎」。4回目を迎える今回は勘九郎さんによるユーモアあふれる糸繰り人形の舞踊「操り三番叟」、七之助さんが早変わりで七役に挑む「お染の七役」が上演される。
七之助さんはこの赤坂での公演は「父が遺してくれた財産」と語り「魂を受け継いで一生懸命やりたい」と意気込みを語る。勘九郎さんも「父に感謝してもし尽くせない」と語り「芝居のこともそうですが、僕たちの前に『劇団☆新感線』さんが35周年公演(『五右衛門VS轟天』)をやられてて、ロックの次に三味線の音色が流れるというのを父も喜んでいると思います。そういうのをずっとやりたいと言ってたので」と笑みを浮かべた。