ジョニー・デップ、ハリウッドでギャラをもらいすぎ俳優の第1位に
(Photo:cinemacafe.net)
経済誌「フォーブス」が2015年に最もギャラをもらいすぎた俳優のリストを発表、ジョニー・デップがトップを飾った。
最近の出演作3本を対象に、ギャラ1ドルに対する利益を算出したところ、ジョニーは1ドル20セントで1位になってしまった。対象作は『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』、『トランセンデンス』、そして『ローン・レンジャー』。いずれも巨額の製作費をかけながら興行収入面で惨敗を喫した大作ばかりだった。
2位のデンゼル・ワシントン(6ドル50セント)を大きく引き離すことになったジョニーだが、最新主演作『ブラック・スキャンダル』(2016年1月31日公開)では、製作費5,300万ドルに対して現時点で9,460万ドルの興収を上げ、巻き返している。
ちなみにベスト10入りした俳優は全員男性だが、同様に「フォーブス」が発表したベスト・バリュー(ギャラ1ドルに対する利益が高額)俳優のリストではトップ5のうち4人が女優(ミラ・クニス、スカーレット・ヨハンソン、グウィネス・パルトロウ、エマ・ストーン)がランクイン。同リストで8位のジェニファー・ローレンスが先日発表したエッセイで指摘した、ハリウッドにおけるギャラの男女格差が見てとれるような結果となった。
ギャラをもらいすぎ俳優(ギャラ1ドルに対する利益額)
1位ジョニー・デップ(1ドル20セント)
2位デンゼル・ワシントン(6ドル50セント)
3位ウィル・フェレル(6ドル80セント)
4位リーアム・ニーソン(7ドル20セント)
5位ウィル・スミス(8ドル60セント)
6位クリスチャン・ベール(9ドル20セント)
7位チャニング・テイタム(10ドル80セント)
8位ブラッド・ピット(12ドル)
9位ベン・アフレック(12ドル30セント)
10位トム・クルーズ(13ドル60セント)
ベスト・バリュー俳優(ギャラ1ドルに対する利益額)
1位クリス・エヴァンス(181ドル80セント)
2位ミラ・クニス(87ドル30セント)
3位スカーレット・ヨハンソン(84ドル90セント)
4位グウィネス・パルトロウ(82ドル90セント)
5位エマ・ストーン(54ドル)
6位クリス・ヘムズワース(42ドル10セント)
7位ヴィン・ディーゼル(40ドル30セント)
8位ジェニファー・ローレンス(39ドル10セント)
9位マーク・ウォルバーグ(37ドル90ドル)
10位ドウェイン・ジョンソン(28ドル10セント)
(text:Yuki Tominaga)
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