くらし情報『【シネマ羅針盤】レオナルド・ディカプリオ、4度目の正直なるか?悲願の主演男優賞に王手』

2016年2月16日 20:00

【シネマ羅針盤】レオナルド・ディカプリオ、4度目の正直なるか?悲願の主演男優賞に王手

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)


ついに黄金に輝くオスカー像を手にすることができるのか?第88回アカデミー賞で最多12部門にノミネートされている『レヴェナント:蘇えりし者』(アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督)で、レオナルド・ディカプリオが4度目となる主演男優賞候補に名を連ねている。

現在、ディカプリオはアカデミー賞の前哨戦といわれるゴールデングローブ賞(ドラマ部門)、放送映画批評家協会(BFCA)、全米俳優組合(SAG)賞の主演男優賞に輝いており、念願の主演男優賞に“王手”をかけた状況にいる。それでも、ディカプリオ本人は発表の瞬間まで、どっしりと構えてはいられないだろう。長年、「その気にさせて、受賞はおあずけ」というアカデミー協会のツンデレな姿勢に、振り回されてきたからだ。

これまで『ウルフ・オブ・ウォールストリート』をはじめ、『ブラッド・ダイヤモンド』、『アビエイター』で主演男優賞の候補に挙がり、ジョニー・デップと共演した『ギルバード・グレイプ』での助演男優賞ノミネートを合わせると5度にわたってオスカー候補になったディカプリオだが、そのすべてで受賞を逃す結果に。いつしか「保守的なアカデミー会員の老人たちが若くして、富と名声を極めたレオを嫌っている」

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