くらし情報『二階堂ふみ、大杉漣への愛を明かす「男性としても人間としても魅力的」』

2016年3月3日 11:20

二階堂ふみ、大杉漣への愛を明かす「男性としても人間としても魅力的」

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)


室生犀星の幻想文学を映画化した『蜜のあわれ』が3月2日(水)、東京国際文芸フェスティバルの一環としてトークイベントを実施し、主演の二階堂ふみ、原作のファンである歌人の穂村弘、石井岳龍監督が登壇した。石井監督は、本作の完成によせて「ベストキャスト、ベストスタッフ、ベストタイミング(の作品)でうれしく思います」と、満足気な表情を浮かべた。

「蜜のあわれ」は、金沢三文豪の一人である室生氏が、自己を投影したような老作家を主人公に、彼が愛でる少女の姿に変貌する金魚との無邪気かつエロティックな触れ合いを艶やかに描いた物語。

劇中、真っ赤な尾ひれをヒラヒラさせる小悪魔な“金魚”として登場する二階堂さんの姿に、文筆家でもある穂村さんは「びっくりしましたね。原作は言葉だから成立したと僕は思っていて、映像化はできないんじゃないかなと思い込んでいました。でも、皆の心の中にある金魚像を超えるってすごいなと思いました」と、生身の金魚を表現した二階堂さんの佇まいを絶賛した。

老作家役を演じた大杉漣と愛を募らせる演技セッションも、本作の見どころのひとつ。大杉さんとの共演について、二階堂さんは「自分の財産になりました」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.