(Photo:cinemacafe.net)
ドキュメンタリー番組「福山雅治SONGLINE ~歌い継ぐ者たち~」取材会が3月20日(日)、NHK局内で行われ、歌手の福山雅治が出席した。
福山さんが世界各国に残る音楽のルーツに触れながら、言葉や人種の壁を超え、音楽の力で世界中の人々とつながり、音楽の誕生の謎に迫るシリーズ企画。全編4Kで撮影され、複数年にわたる大型企画として放送される。第1回「人はなぜ歌うのか?」では、福山さんが独自の文字を持たない2つの民族を訪ね、人類の歌の起源に迫る。
昨年デビュー25周年を迎えた福山さんは、「忘れていないつもりだし大切にしているつもりだけど、音楽に対する接し方や初期衝動を探りたくて確かめたくて、(2つの民族に)会いに行きました」と本番組に携わった意図を紹介。中国・貴州省で2000年以上もラブソングを歌い継いでいるトン族と出会った福山さんは、「ラブソングの話をすると月9の宣伝みたいになるのでアレですけど…」と自身が主演する4月クールスタートのフジテレビ系ドラマ「ラブソング」の話題を入れて笑みをこぼしつつ、「言葉にならない思い、言葉よりも伝えたい思いがラブソングになるというのは、現代も昔もそうですし、国や民族が違っても共感できる文化」