2016年4月4日 16:00
ディーン・フジオカ、ドキュメンタリー番組でナレーション…故郷・福島の“復興への道”届ける
(Photo:cinemacafe.net)
“五代様”役で一躍ブレイクした俳優のディーン・フジオカが、総合テレビで放送のドキュメンタリー「明日へつなげよう『フクシマ再生9代目・彌右衛門の挑戦』」で番組ナレーションを務めることが分かった。
今年で東日本大震災から5年。ドキュメンタリー「明日へつなげよう」は、震災の日の出来事や被災地が現在直面している困難、そして東北をサポートしようと手を差し伸べる国内外の人々などを通じ、多角的なアングルで復興への道のりを伝える番組。
今回は、福島・喜多方で226年続く造り酒屋の9代目当主・佐藤彌右衛門さんに年間で密着。電力とは全く無縁だった佐藤さんだが、震災後、市民によるご当地電力会社「会津電力」を設立する。原発事故で苦しむ福島の再生を目指し、豪雪地帯での太陽光発電や風力発電に挑戦している。常にポジティブで次々と仲間を増やし、巻き込んでいく佐藤さん。福島県が2040年までに、100%再生可能エネルギーの実現を掲げていることを追い風に、自然エネルギーの先進地ドイツにも出向き、最先端の現場を視察するなど、エネルギーの“地産地消”を夢見て奔走する。
そんな佐藤さんの最大の挑戦は、原発事故で避難が続く飯舘村での電力事業だ。