2016年5月23日 17:30
【予告編】ゴダールの名作『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』が新訳、デジタル・リマスターで蘇る!
フランスの巨匠、ジャン=リュック・ゴダール監督の名作『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』が、デジタル・リマスター、寺尾次郎の新訳となって生まれ変わり、公開されることが決定。さらに、公開に併せポスタービジュアルも一新し、そして今回シネマカフェに予告編が到着した。
『勝手にしやがれ』は、28歳のゴダール、26歳のジャン=ポール・ベルモンド、20歳のジーン・セバーグが、映画に革命を起こした名作。「ベルリン国際映画祭」銀熊賞、イタリア・ゴールデングローブ賞などを受賞しており、圧倒的な影響を及ぼし続けるヌーヴェルヴァーグの金字塔が、デジタル・リマスターで蘇る。
自動車泥棒の常習犯ミシェル(ジャン=ポール・ベルモンド)は、マルセイユで車を盗み、追ってきた白バイ警官を射殺してしまう。パリに着いた彼は、アントニオ(ジャック・ユエ)から約束の金を受け取るために旅行会社を訪ねるが、渡されたのは小切手で、ベリュッティという男が現金化してくれるという。そうこうするうちにヴィダル刑事(ダニエル・ブーランジェ)の尾行が。まいたミシェルは、パトリシア(ジーン・セバーグ)と行動を共にする。
彼女はアメリカ人の留学生で、2人は南仏の海岸で出会いベッドを共にした仲。