2016年7月19日 12:35
急逝したアントン・イェルチン主演作!パンクロック・スリラー『グリーンルーム』公開決定
今年6月、不慮の事故で亡くなった若手俳優アントン・イェルチンの主演最新作『グリーンルーム』が、2017年2月より日本公開されることが決定。さらに、今年9回目を迎えた「したまちコメディ映画祭in台東」にて開催される<「映画秘宝」presents映画秘宝まつり>(9月18日)にてジャパンプレミア上映されることになった。
本作は、『スター・トレック』シリーズの若き航海士チェコフ役などで知られたアントンが遺した2015年の主演作。享年27歳。そのあまりにも若すぎる死には、J.J.エイブラムスをはじめ、数えきれない映画人たちが彼の類まれなる才能と優しい人柄を惜しんでいる。
そんなアントンが演じるのは、売れないパンク・バンドのボーカル、パット。ワゴン車のガソリン代にも事欠く極貧ツアーの末に、ようやく出演することができたライブ会場は、なんと極悪非道なネオナチの根城だった。運悪く殺人現場を目撃してしまったパットとバンドメンバーたちは、全員命を狙われるはめに。
圧倒的に不利な状況の中、グリーンルーム(“楽屋”のこと)に閉じこもったバンドメンバーたちは、知恵と反骨精神を武器にネオナチ軍団に立ち向かう――。