2016年9月7日 21:50
【インタビュー】福原かれん、映画デビュー作でウィル・スミスと共演「大きなプレッシャー」
ほかのキャラクターに関しても、ギャングのような、軍人のような、ストリートのような(決してヒーロー風のコスチュームではない)ファッションをDCコミックのなかに持ち込んでいる。要は、現実の世界にあるような衣装と言えるね。そこに新しいものは一切なくて、擦れていたり古くて使い込まれていたり…デッドショットの銃にしても、ものすごく使い込んでいる感がある。そういう演出、世界感はとても面白いと思った」。福原さんも続ける──。
「カタナが着けているマスクにも刀で切られて後が残っていて、もちろん私の顔にも傷(のメイク)があります。カタナのコスチュームに関しては、途中で大きく変更がありました。最初は、首から足先まで黒いスキンタイトのつなぎのようなものでしたが、胸もとのさらしや暴走族のジャケットなど、日本独特の文化を感じさせるアイテムを取り入れた衣装になっています」。
カタナだけでなく、ハーレイ・クイン、アマンダ・ウォラー、エンチャントレス。女性キャラクターがものすごく強烈であることもこの映画の魅力のひとつ。女性がDCコミックに触れるきっかけにもなるだろう。また、ヒロインが多いだけでなくさまざまな国籍の俳優たちが揃っている、ワールドワイドであることも魅力的だとウィル・スミスは説明する。