2016年9月19日 13:00
美少年が悪へと堕ちていく…場面写真が一挙解禁『シークレット・オブ・モンスター』
『羊たちの沈黙』のジョナサン・デミ監督が、「身震いする緊張感、戦慄の映画」と評し、2015年ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門で監督賞と初長編作品賞を受けた映画『シークレット・オブ・モンスター』。このほど、本作で独裁者=“モンスター”の幼少期を演じた新星トム・スウィートの場面写真が大量解禁。予告編の解禁以来、その天使のような容姿に、SNS上で多くの女性陣から「可愛過ぎる!!」との声が上がった美少年俳優のさまざまな姿が明らかになった。
1918年。ヴェルサイユ条約締結を目的にフランスに送り込まれた米政府高官。彼には、神への深い信仰心をもつ妻と、まるで少女のように美しい息子がいた。しかし、その少年は終始何かに不満を抱え、教会への投石や部屋での籠城などを繰り返し、不可解な言動の数々に両親は頭を悩ませていた。次第に、少年の性格は恐ろしいほど歪み始め、ようやくヴェルサイユ条約の調印を終えたある夜、ついに彼の中の怪物がうめき声を上げた――。
本作は、ジャン=ポール・サルトルの短編小説「一指導者の幼年時代」から着想を得て、アメリカから来た政府高官の幼い息子が、やがて狂気のモンスター=“独裁者”へと変貌してしまうまでの謎に迫る驚愕の心理ミステリー。