2016年10月13日 16:00
【予告編】ジュリアン・ムーア、愛する人のために権利を求めて…『ハンズ・オブ・ラブ』
アカデミー賞受賞のジュリアン・ムーアと、実生活でも同性愛者であることをカミングアウトしているエレン・ペイジが共演した実話の映画化『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』。このほど、本作の場面写真とマイリー・サイラスによる主題歌「ハンズ・オブ・ラヴ」も胸に迫る予告編映像が到着した。
20 年以上刑事として働いているローレル(ジュリアン・ムーア)。ある日、ステイシー(エレン・ペイジ)という若い女性と恋に落ちる。年齢も、取り巻く環境も異なる2人だったが、徐々に関係を築いていき、郊外に中古の一軒家を買い、一緒に暮らし始めることに。しかし、ローレルが病に冒されていることが分かり、余命半年という宣告を受けてしまう。自分がいなくなった後も、ステイシーが2人の大切な家で暮らしていけるよう、遺族年金を遺そうとするローレル。だがそれは、同性パートナー同士では法的に認められていなかった。
病いと闘いながら、平等な権利と制度の改正を求め闘う決心をしたローレルの訴えは、やがて社会的なムーブメントへと拡大していく――。
カンヌをはじめ世界三大国際映画祭すべての女優賞を制覇し、2015年には若年性認知症の学者を演じた『アリスのままで』でアカデミー賞を手にしたジュリアンと、製作にも名を連ねる『JUNO/ジュノ』のエレンが同性カップルを演じる本作。