くらし情報『【インタビュー】クラウドファンディングに「未来を感じる」 2年越しで劇場公開つかんだ『ブルーハーツが聴こえる』』

2017年2月12日 10:00

【インタビュー】クラウドファンディングに「未来を感じる」 2年越しで劇場公開つかんだ『ブルーハーツが聴こえる』

Photo by cinemacafe.net

伝説のバンド「THE BLUE HEARTS」の楽曲を、6人の人気クリエイターが映像化した『ブルーハーツが聴こえる』。当初2015年夏に公開予定だったが、製作幹事会社の解散によって、一時は公開中止のピンチに陥っていた本作を“救った”のが、クラウドファンディングサイト「Makuake」だ。

飯塚健、下山天、井口昇、清水崇、李相日、そして工藤伸一という“ブルハ世代”の映像作家が、同バンドの楽曲を自由な解釈で映像化し、バラエティ豊かな6つの短編を作り上げた本作。取材に応じた工藤監督は「各々が違った素材の生地を持ち寄り、ブルーハーツへの思いという糸で縫い合わせたパッチワークのような作品になった。作り手がそうだったように、観客にも自由な解釈で受け取ってほしい」とユニークな構成に手応えを示す。

2013年に企画が立ち上がり、バンド結成30周年を迎える2015年の夏に公開される予定だった本作。工藤監督は企画段階から関わり、バンドの代表曲「情熱の薔薇」から着想を得た『ジョウネツノバラ』(永瀬正敏、水原希子出演)の演出を担当した。しかし、完成目前だった2015年3月というタイミングで、製作幹事会社の解散を知らされる。

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