鈴木亮平、“宮沢賢治”に扮する! 連続ドラマW「宮沢賢治の食卓」
「天皇の料理番」や『俺物語!!』など、演じる役柄でストイックな肉体改造を行い、様々な役どころを演じ分けてきた俳優・鈴木亮平が、今度は宮沢賢治を演じることが決定。本作は、「思い出食堂」より魚乃目三太の「宮沢賢治の食卓」を原作に、6月よりWOWOWの連続ドラマW枠にて放送される。
大正10年、若き青年・宮沢賢治は裕福な実家を飛び出して、東京へ家出してきていた。自活の道を歩みながら8か月に及んだ東京暮らしの間も、心をとらえて離さないのは最愛の妹・トシのことだった。夏の終わりのある日、ふいに届いた電報には「トシ ビヨ ウキ スグ カエレ」とある。大慌てで帰郷する賢治を待っていたのは、元気な様子のトシ。賢治の身を案じた父・政次郎の目論見にまんまと騙されたのだった。久々に帰郷した賢治は、自分の胸を熱くする“何か”を見つけられずにいた。
そんな中、東京で味わったコロッケを手作りし、家族と“分かち合う”ことから気づきを受け、“幸せを分かち合うこと”を自らの理想であると自覚し始める。それは、賢治の代表作「銀河鉄道の夜」の一節にある、「ほんとうのさいわい」であり、賢治の思想の根幹にあった「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」に通じるものだった。そして賢治はトシの志を受け継ぎ、新設され たばかりの稗貫農学校で教職に就くことを決心する――。
本ドラマは、賢治が愛した食や音楽を切り口とする“ヤング宮沢賢治、愛と青春の旅立ちの物語”。特に傑作詩篇「永訣の朝」にうたわれた最愛の妹・トシとの死別に描かれる兄妹愛の行く末は、涙なくして観られない。いままでの映像作品ではなかなか描かれなかった、泣いて笑って躍動する、瑞々しい宮沢賢治が描かれる。
そして今回、主人公・宮沢賢治を演じるのは、これまで執事役、刑事役、高校生役、うさぎの着ぐるみを着た死神役、西郷隆盛役と幅広い役柄を演じてきた鈴木さん。宮沢賢治には朴訥(ぼくとつ)としたイメージを勝手に持っていたと話す鈴木さんは、「当時の資料を調べていくと、とても熱くて人間臭い人だったようで驚きました。
時には周りをも巻き込んでしまう、子どものように豊かな感受性と情熱を持った”宮沢賢治”という一人の人間を、まるでいまそこに生きているかのようにのびのびと演じられたらと思います」と持っていたイメージとは違ったと語る。また、「いわゆるグルメドラマの枠をはるかに超える濃厚な感動作」と脚本を読んだ印象を明かし、「“宮沢賢治”の詩の世界と、当時の東北の人々の暮らしと、素朴で美味しい料理が混じり合って、絶妙なマリアージュが生まれています。この企画、この脚本に巡り会えたことに感謝しています」とコメント。さらに「宮沢賢治のファンはもちろん、宮沢賢治の作品を全く知らない方でも存分に楽しん でいただけるドラマです。“生きる”とは。“人を想う”とは。ただ泣けるだけでなく、心の深い場所まで揺さぶられる感動作になりそうです」とアピールした。
「連続ドラマW 宮沢賢治の食卓」は6月より毎週土曜日22時~WOWOWにて放送予定(第1話無料放送)。
(cinemacafe.net)
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