くらし情報『【シネマカフェ的海外ドラマvol.363】“野獣”では見れない!? ダン・スティーヴンスの魅力が炸裂「レギオン」』

2017年4月10日 21:00

【シネマカフェ的海外ドラマvol.363】“野獣”では見れない!? ダン・スティーヴンスの魅力が炸裂「レギオン」

Photo by cinemacafe.net

4月21日公開の『美女と野獣』で野獣役を演じ、注目度急上昇中の英国俳優ダン・スティーヴンス。海外ドラマファンには「ダウントン・アビー」のマシューとしてもお馴染みの彼ですが、現在、彼の新作主演ドラマも話題沸騰中なのをご存じでしょうか?

今年の2月から米ケーブル局FX、日本ではCSのFOXチャンネルで放送された「レギオン」は、映画『X-MEN』シリーズの世界からつながる新作ドラマ。映画の中ではジェームズ・マカヴォイらが演じていたミュータント、プロフェッサーXの息子を主人公にした物語です。その主人公デヴィッドを演じるのが、ダン・スティーヴンス。地上最強のテレパスと言われるプロフェッサーXの血を受け継ぐデヴィッドが、自身のルーツを巡る戦いへと身を投じていきます。

プロフェッサーXとデヴィッドの間には何らかの事情があるようで、シリーズ冒頭のデヴィッドは自分がミュータントだと知りません。そのため、能力者ゆえの幻覚や幻聴に幼い頃から悩まされてきたデヴィッドは、精神病院への入退院を繰り返すことに。そんなデヴィッドに、本当の自分を理解する存在との出会いが訪れます。


現実と虚構、過去と現在、能力の自覚と無自覚の狭間で揺れるデヴィッドの覚醒が物語の主軸にあるため、彼が手探りで真実に向かっていくのと同じように私たち視聴者も手探り!? つかみかけたと思ったらまた手から離れてしまうような、まさに翻弄してくるドラマになっています。

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