LiLiCoの涙に別所哲也が共鳴「人の心に入り込む作品は長さじゃない」SSFF&ASIA
東京発のショートフィルムの祭典「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)2017」の特別記者会見が4月18日(火)、都内にて行われ、SSFF&ASIA代表の別所哲也とフェスティバルアンバサダーのLiLiCoが出席した。冒頭、涙目で現れたLiLiCoさんは、会見開始前までショートフィルムを観て泣いてしまったと言い、さらに思い出し泣きを始め、別所さんに「人の心に入り込む作品は長さじゃないんだなって思う」と共鳴していた。
「SSFF&ASIA」は、日本で唯一、米国アカデミー賞公認の短編映画祭。開催19回目となる本年は、世界140を超える国と地域から、2016年の5,455本をはるかに超えた約9,000本もの作品応募があり、その中からおよそ250作品が厳選されラインナップされることが発表された。作品は、部門ごとに優秀賞を決定する9つのコンペティションと、そのほか作品カテゴリー毎に分けられた15のスペシャルプログラム内で上映される。
このたび、新たな取り組みとして、ダイバーシティとインクルージョンをイメージしたショートフィルムをプログラム化し、渋谷区とタイアップした「Shibuya Diversity Award」も設立。実は渋谷区の観光協会名誉理事を務めているという別所さんは、「渋谷は、僕が18歳で静岡から出てきたときからストリートカルチャーで、道から学ぶというか、そういう人が集う。スクランブル交差点に象徴されるように、世界の人がまず訪れたい場所」であると話し、「これからも新しいカルチャーや生き様を、どんどん生み出していくエネルギーが出てくるんじゃないかな」と、未来に思いを馳せた。
「私は葛飾区の大使だから(笑)」と葛飾を背負っていると別所さんに宣言したLiLiCoさんだったが、「応援したいと思います」と笑顔を見せた。LiLiCoさんの出身地、スウェーデンはのどかな土地だそうで、初めて渋谷に訪れてスクランブル交差点を見たときは度肝を抜かれたという。LiLiCoさんは、「初めて日本を見たと思いました。最初、戦(いくさ)かと思いましたけど(笑)。歩く人たちがどういう物語を背負っているか、スクランブル交差点で聞くのはどうですか?」と新たなショートフィルムのアイデアを別所さんに伝えていた。2016年のグランプリ作品『合唱(Sing)』が第89回米国アカデミー賞短編実写部門で受賞したことで、兼ねてより別所さんが掲げていた「ショートフィルムの監督から1億円プレーヤーがいずれ出るだろう」という機運が高まっているともいえる。別所さんは、「その感じはあります。日本でもHIROさんを含め、これから生まれていくと思います。
この映画祭からも応援していきたいと思います」と、熱い思いを伝えていた。
「SSFF&ASIA2017」は6月1日(木)~25日(日)まで開催。
(cinamacafe.net)
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