くらし情報『齊藤工監督、高橋一生主演作で上海国際・新人監督賞に!「チームの皆様に感謝」』

2017年6月25日 07:00

齊藤工監督、高橋一生主演作で上海国際・新人監督賞に!「チームの皆様に感謝」

Photo by cinemacafe.net

2018年2月に劇場公開が決定している高橋一生主演の『blank13』を監督する齊藤工が、第20回上海国際映画祭「アジア新人賞部門」で最優秀監督賞を受賞!俳優としても活躍する日本人が最優秀監督賞を受賞するのは、日本で初めての快挙となる。

突然蒸発し、13年間行方不明だった父親(リリー・フランキー)の消息が分かった主人公・コウジ(高橋一生)。しかし、家族との溝が埋まらないまま、父親はその3か月後にガンでこの世を去ってしまう。取り戻せないと思っていた13年間の空白が、葬儀当日の参列者が語る父親のエピソードで、家族の誰も知らなかった父親の真実とともに埋まっていく…。

本作は、放送作家・はしもとこうじ氏の実話に基づく、ある家族の物語。俳優・斎藤工が“齊藤工”名義で初の長編監督を務めた本作は、本年度のゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて観客賞にあたる、ゆうばりファンタランド大賞(作品賞)の受賞に続く快挙となった。

6月18日に行われた本作の舞台挨拶では、超満員の会場で拍手喝采を浴び、「昔から中国映画を沢山観てきて、中国と日本との違いを映画によって越えてきました。同じことで感動して泣いて笑って感じてきた人間として、一映画ファンとして自分の大事な作品を持ってここに立てていることが本当に嬉しいです」

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