ギレルモ・デル・トロ監督作がヴェネチア映画祭で最高賞!2018年日本公開
是枝裕和監督の『三度目の殺人』がコンペティション部門に出品され、北野武監督の『アウトレイジ 最終章』がクロージング上映された第74回ヴェネチア国際映画祭。このほど、メキシコが生んだ映像の魔術師ギレルモ・デル・トロ監督が放つファンタジー・ロマンス『The Shape of Water』(原題)が、最高賞にあたる金獅子賞を獲得したことがわかった。
舞台は1962年、アメリカと旧ソビエトの冷戦時代。清掃員として、政府の極秘研究所に勤めるイライザ(サリー・ホーキンス)は孤独な生活を送っていた。だが、同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)と一緒に“極秘の実験”を見てしまったことで、彼女の生活は一変する。人間ではない不思議な生き物との、言葉を超えた愛。それを支える優しい隣人らの助けを借りてイライザと“彼”の愛はどこへ向かうのか…。
本作は、『パシフィック・リム』『パンズ・ラビリンス』などの世界的ヒット作で知られる、メキシコの巨匠デル・トロ監督によるファンタジー・ロマンス。
ひとりの孤独な女性と、水の中で生きる不思議な生物との超越した“愛”を描き、公式上映の際には映画祭の会場は興奮のるつぼに!イタリア現地時間9月9日、日本時間10日未明に行われた授賞式で、見事、金獅子賞の栄冠に輝いた。メキシコ人監督の金獅子賞受賞は、史上初。
孤独だが、慈愛に満ちた女性イライザを演じたのは、『ブルージャスミン』『パディントン2』のサリー・ホーキンス。彼女を支える優しい隣人には『扉をたたく人』のリチャード・ジェンキンス、イライザと恋に落ちる生き物に息吹を与えるのは『パンズ・ラビリンス』でもデル・トロ監督とタッグを組んだダグ・ジョーンズ。また、冷徹な政府の調査官に『ノクターナル・アニマルズ』のマイケル・シャノン、そして、イライザの頼もしい同僚に『ドリーム』のオクタヴィア・スペンサーと本年度アカデミー賞ノミネート俳優が扮し、観る者を未知の世界にタイムスリップさせる。
類まれなる美しさをたたえた映像世界で描かれた、空想をも超える純愛と覚醒に、世界が喝采を贈った本作。ファンタジー映画の新たなる金字塔として、早くもアカデミー賞ノミネート確実との声も上がっている本作に、引き続き注目していて。
『The Shape of Water』(原題)は2018年、日本公開。
(text:cinemacafe.net)
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