イギリス王室のウィリアム王子とキャサリン妃の第1子、ジョージ王子が7月22日(現地時間)に5歳の誕生日を迎える。今年4月には弟のルイ王子も誕生し、ますますお兄ちゃんらしくなってきたジョージ王子の5年間の歩みを振り返る。
■誕生翌日にはお手ふりも?わんぱくざかりだった乳児期
ジョージ王子は2013年7月22日16時24分(現地時間)、ロンドンのパディントンにあるセント・メアリー病院で誕生。誕生翌日の23日(現地時間)にはキャサリン妃に抱かれて、ウィリアム王子の運転する車で自宅となるケンジントン宮殿へ向かった。このとき、白いおくるみから覗く小さな両手の愛らしい動きが、まるでお手ふりのようで、病院前に集まったギャラリーたちを喜ばせた。
約3か月後の10月23日(現地時間)の洗礼式は従来のバッキンガム宮殿ではなく、ロンドンのセントジェームズ宮殿にある礼拝堂で行われ、立会人にウィリアム王子夫妻の友人たちを招くなど、伝統にとらわれすぎないスタイルが話題になった。
初の公式外遊は2014年4月、生後8か月のとき。両親とニュージーランドとオーストラリアを訪れた王子は、シドニーのタロンガ動物園では珍獣ビルビーを見学。