2019年5月6日 07:45
【インタビュー】横浜流星 何色にだって染められる――変幻自在な22歳、可能性は無限大
翔吾でした。演技経験がないからこそ、色がついていなくて、とてもリアルなんです。自然に役として生きていたから、素敵だなと思いました」。そんな岩谷さんと自分を重ね合わせ、演技を始めたばかりの戦隊時代についても思いおこす。
「戦隊は自分の中で本当に大きな作品なので、ずっと心のどこかにあるんです。だから、まだ“懐かしいな”とも思わない。僕にとっては、失敗を恐れずにいろいろ経験していこうと思えた作品でした。戦隊のおかげで、初めてお芝居の楽しさに気づけたし、芝居で生きていこうと思えたから」と、やわらかくも、ブレのない言葉でいまの自分をも奮い立たせていた。
観てくれる人がいるから頑張れる
ところで、チアリーディングとは、競技を応援するためのアクション。普段から、自分も応援されていることを実感していると、横浜さんは熱を込める。
「仕事で悩んだり、落ち込んだりしたときに、手紙やInstagramのコメントを読んだりすると、すごく励みになります。『流星くんが頑張っているから、自分も頑張ろうと思う』とか、『観たおかげで活力になりました』とか言われると、本当にうれしいんです。自分のためでもあるけど、観てもらえる方のためにも頑張ろうと思える。