東京国際映画祭でプレミア 日本HipHopの名盤が原案『花と雨』予告編
山田孝之プロデュース『デイアンドナイト』などに出演する新進俳優・笠松将が主演をつとめ、日本のヒップホップ界の歴史的名盤といわれるSEEDAのアルバムを原案とした『花と雨』。その本ビジュアルと予告編が解禁となった。
原案は、2000年代から今日に至るまで、独自の感性でその最先端を走り続けてきたアーティスト・SEEDAが2006年に発表し、多くのアーティストに影響を与えた伝説的アルバム。本作では、彼の自伝的なエピソードも交え、“何者かになりたい”一人の青年が葛藤しながら成長する姿を描く。
監督はミュージック・クリップやCMで数々の受賞歴を持ち、「Perfume」や「水曜日のカンパネラ」「ゆず」、さらにビョークなど多くのアーティストのMVほか、大友克洋がデザイン監修し「AKIRA」の世界観を再現して話題となったNHKスペシャル「東京リボーン」オープニング映像の演出などを手掛ける映像ディレクター・土屋貴史。長編映画初監督作とは思えない、計算し尽くされた抒情的な映像美、独特のリズム、大胆なカメラワークを見せる。
また、本作ではSEEDA自身が音楽プロデュースを、東京最高峰のMC・仙人掌が演技指導を担当した。