2020年1月4日 14:00
勇敢な戦士ムーラン、ほかのヒロインにはない“唯一無二”の魅力とは?
『美女と野獣』『アラジン』のディズニーが贈るファンタジー・アドベンチャー『ムーラン』。愛する人を守るため、本当の自分を隠して闘うディズニー史上最強ヒロイン、ムーランは改めて新時代を切り開く存在となりそうだ。
『美女と野獣』のベルや『アラジン』のジャスミン、『リトル・マーメイド』のアリエルなど、ロマンチックな恋愛を中心に描かれてきたディズニー作品。しかし、そんなディズニーに新たな時代を切り開く存在となったのが、ムーランだ。
1998年に公開されたアニメーション版では、由緒あるファ家のひとり娘であるムーランは、古いしきたりにとらわれず、自由な心を持つ少女だった。家族のためにお見合いをするが、女性らしくふるまうことが苦手な彼女は家族が望むような理想の女性像に近づくことができず、彼らを落胆させてしまう。ありのままの自分でいることができないことに苦悩する彼女だったが、そんな中、彼女が住む村へ敵が侵略してきたことをきっかけに、病気の父の身代わりとなって戦地へ赴くことを決意する。
ムーランの物語の軸となっているのは、自ら“男性”として姿を装い、父の代わりに命を懸けて戦うという、これまでのディズニー作品とは一線を画す異色のストーリーだ。