2020年2月20日 14:00
『WAVES』“心の声”入りキャラビジュアル解禁、A24の秘蔵っ子監督が初来日へ
『ムーンライト』『レディ・バード』『ミッドサマー』など、ハリウッドに新風を吹き込む映画制作会社「A24」が新たに贈る『WAVES/ウェイブス』。この度、本作に登場するキャラクタービジュアルがお披露目。さらに、「A24」の秘蔵っ子といわれる31歳の若き才能トレイ・エドワード・シュルツ監督の初来日が決定した。
兄と妹、2組のカップルに波のように訪れる苦難と愛を描く本作。今回解禁されたビジュアルで注目してほしいのは、そこに載せられた歌詞の一節。本作において、もう1つの主役とも呼べるのが、いまの音楽シーンをリードする豪華アーティストたちが手掛ける31の名曲で、シュルツ監督が事前に本編に使用する楽曲のプレイリストを作成し、そこから脚本を着想し製作された。
例えば、兄タイラーにはカニエ・ウェスト「I Am a God」から、妹エミリーにはフランク・オーシャン「Seigfried」からの歌詞がそれぞれ引用。監督自身が“ある意味でミュージカルのような作品”と語るように、全ての曲が登場人物の個性や感情に寄り添うように使用され、ときには音楽がセリフの代わりに登場人物の心の声を伝えている、まさにミュージカルを超えた“プレイリスト・ムービー”となっている。